リクリのワークショップで考えた「自分が思う自分」と「人が思う自分」
Publish2015/06/30(火)
昨日のリクリのレポートの続きですが、ワークショップとして「セルフブランディングをしよう」をテーマに、自分がどういう人で何が出来るのかを書き出して隣の人に説明しようという事をしました。
その時にテーマに沿って考えていた事を書き出して眺めていたら、以前から思っていたけど顕在化していなかった部分がはっきりと見えてきたので、その事を書きます。
書き出した事で気付いた自分が重要視しているもの
まずワークとしては、自分がどういう事が出来る人であるのかを書き出すという事をしました。
僕が書き出したキーワードは
- Webの運用
- ブログを続ける
- 会社をPRしたい
- プロレス
- ポケモン
- 仮面ライダー
- プリキュア
- 楽しく生きるために。
の8つでした。
自分ができることで書き出すのにプロレスとかポケモンとかが入っているのはおかしいのかもしれないですが、その辺の話であれば普通の人よりも突っ込んだところまで話が出来るという意味でとってもらうと分かりやすいかと思います。
この辺は趣味でもあるので、意識でも無意識でも僕的に理解できるんですが、書き出す時間を決めて実際に書き出した後にある事に気付いたんです。
それは「サイトを作る」という事が入っていないという点です。
実際今もサイトの制作は実業務の中ですごく比率としては大きい分野なのに、僕自身は全然そこを重要だと思っていないという事なんですよね。
うすうす気付いてはいましたが、こうやって書き出す時ですら抜け落ちるなんてとちょっとショックでした。
たぶんこれが2年前くらいとかだとだいぶ結果は違うんでしょうが、今は制作者としての立ち位置でものを考えていないんだなという事が見て取れます。
また、これまでふんわりと頭の中にはあったもののこれというキーワードで書いてなかった「楽しく生きるために」というキーワードが出てきたのも興味深いです。
これまた自分ができることと言われるとちょっと違う感じがしますが、自分が出来るように意識している事という方が表現としては正しいような気がします。
ようするに、仕事を通じて楽しくいきていたいという意識が自分で思っているよりも強かったという事です。
意識してきた事はなかったんですが、自分がこれまで行動してきた事を考えると「それをしたら楽しいの?」というのがけっこう重要な位置にいたんだなと思うところもあり、やはり感慨深いものがあります。
上の3つは普段から重要視している部分なので特に思うところはありません(このブログでもその事に着いて何度も書いてますし)
自分がどう見られたいのかという部分は人に全然伝わっていない。
自分に対する振り返りはここまでで、次のステップはそれをふまえて人にそれを紹介する事になります。
今回僕の席の隣には、知人の二宮さんが座っておられたので、二宮さんに改めて自己紹介するような形です。
二宮さんとは何度もあった事があるし、話もけっこうしている方だと僕は思っているんですけど、よく考えてみたら具体的な仕事の範囲とか、実際に何をしているのかといった細かい部分まで把握しているわけではないんですよね。
いい機会なので、しっかり二宮さんの事を聞いてみようと思って聞いてみたら、「こんな事を仕事でしてはるんや」とか、「こういう事も出来る技術を持っているねんな」とか、それまで知らなかった新しい二宮さんの一面が見れてすごく面白かったんです。
それと同じで、僕が話す内容は二宮さんもはじめて知る事があったようで、お互い面白ですねという話をしてたわけです。
新しい発見があったのと同時に、これまで僕の中にあった二宮さんのイメージがちょっと変わりました。
たぶん二宮さんが僕に対して持っていたイメージも変わったと思います。
こうやって考えると、自分が持っている自分以外の人から見られているイメージと、実際に自分以外の人が自分のたいして持っているイメージには大きな隔たりがあるんじゃないかなと思うわけです。
自分が相手に対して「こういう風に見られたい」と思っている事も同様に、おそらく相手には伝わっていないという事を意識しないといけないなともうんですよね。
「自分が思う自分」と「人が思う自分」の溝を埋める作業を行う事が大切
そんな事を考えていたら、「自分が思う自分」と「人が思う自分」の溝を埋める作業をする事が必要なんじゃないかなと思うんです。
というのも、ここの部分でギャップがあると、そもそもの話で自分が伝えたいメッセージの意味などが伝わらないばかりか、下手したら違った意味で捉えて考えられるという事もあるわけです。
この状態はどう考えても好ましい状態ではないので、やはり回避するにこした事はないかと思います。
そのためには、まず客観的に自分を見て分析する事が大切で、自分自身が何が出来て何が得意でどういう事をしたいと思っているのかという事を、まず自分自身がしっかりと把握しなければいけないなという事に気付く訳です。
人に説明するには、まず自分自身の事を誰よりも自分自身が知らないと話す事は出来ませんし。
その前提があってはじめて「自分が思う自分」と「人が思う自分」のギャップを縮めていく事が出来るようになると思います。
改めて自分を見つめ直すと、新しい発見があってすごくいいですね。
余談
ここからは余談ですが、ワークの最中に少し時間が余ったので、自分なりに新しい課題として「どんな人と知り合いたいのか?」「こんな人は勘弁してほしい」というものが何になるのかなと考えてみました。
ポジティブな方はその条件を満たす人という感じで、ネガティブな方はその条件になう人を拒絶していけば自分の精神汚染が広がらないだろうという逆説的な意味合いです。
プラス面とマイナス面を考える事で自分の中にある言語化できていなかった部分を言語化しようという試みです。
ネガティブな事はブログで書きたくないので、書き出した内容自体はここで公開しませんが、結果だけを書いておくと僕がこれから知り合っていきたい人、お付き合いをしていきたい、続けていきたい人は以下のような感じになりました。
ご参考まで。
- 同じ目線でものごとを一緒に考えられる人
- 同じ価値観もしくは近しい価値観がある、もしくはその価値観を受けいけれる事が出来る人
- 基本的に真面目な人
こういう事を考えていると、自分の思考が言葉になって分かりやすくなるのでいいですね。
ずっとし続ける必要はないかと思いますが、時折棚卸し的な意味で自分を見つめ直してみると、その時の問題解決のヒントになるような気がします。
あと、今回考えた事を活用してブログのサイドバーの自己紹介分を変えてみました。
昨日は課題として出されていたソーシャル説明文の変更でTwitterの自己紹介分を変更しましたが、それだけだといまいち弱いかなと思ってブログの方も変更してみた感じです。
考え、まとめて、実践する。
学んだ事をしっかり活かしつつ、一歩一歩すすんでいこうと思います。