WWEがWorldWishDayに行った取り組みが面白いのにその後が…
Publish2016/06/13(月)
Update2019/02/26(火)
先日毎週欠かさず見ているWWEのダイジェスト番組「This week in wwe」を見ていると面白いニュースがありました。
それは、WorldWishDayというイベントの時に、WWEが支援している「Make a Wish」という団体で活躍している病気を抱えながら頑張っている若者の夢を叶えようという取り組みです。
WWEはコナー君基金だったり、いじめ撲滅のための活動など、慈善活動を積極的にしているのですが、今回もその流れかなと見てたわけです。
ところが、今回はいつもとちょっと趣向が違ったのでそのことを書きます。
ちなみにその様子をステフもツイートしてます。
Honored to meet the founder of @tmrwsportsman, Colby & have the chance to support his wish! #WorldWishDay pic.twitter.com/H1YSKBQt8t
— Stephanie McMahon (@StephMcMahon) 2016年4月29日
WorldWishDayで少年が叶えたい夢
今回少年が叶えたい夢というのが、自身の活動を配信するためのウェブサイトを持ちたいというものでした。
ここで、「おっ」となったわけですが、なぜこの少年は自分のサイトを持ちたかったのかが興味津々です。
ニュースによると、この少年は生まれながらに呼吸器系の病気にかかっていて、今もその病気と闘っているそうなんです。
でも、その病気と闘いながらも、スポーツを通じて生きていくことの楽しさを実感しており、同じ病気で悩む人に向けて自分の活動を配信することで勇気を持って欲しいからというのがその理由だそうです。
すごくいい話ですね。
そしてその手段として選んだのがウェブサイトというのも非常に興味深いです。
僕は常々Webについて考えていますが、こういう形で情報を配信していこうという部分はやはりWebの得意とするところなので、的確な判断だと思うんです。
実際にWWEがやったこと
そんな少年の夢を叶えるために、WWEは実際にサイトを作ったわけですが、この作った過程が非常に面白い感じです。
まず、WWEの役員会のメンバーが集まった席で、ビンスの席にこの少年が座り、役員会のメンバーで「こういう情報はinstagramがいいと思う」というような具体的なアドバイスを含めたミーティングを行っていました。
まるっと受けるのではなく、きちんと少年の意見を踏まえた上で作ろうという姿勢が素晴らしいですね。
ちなみにこの会議の場所にはステフもいました。
そして、WWEは作ったサイトを少年にプレゼントしただけではなく、情報配信に必要だろうということでTwitter,Facebok,instagramのアカウントを作って渡しています。
しかもフォローしてねっていう告知もWWE関係者でツイートしたりして紹介してくれるというおまけつきです。
面白い取り組みやんと思っていたのに…
番組を見ていてこれは面白いなと思ったので、さっそくサイトを見てみようと思ったわけですが、そこで衝撃の事実が。
サイトを見るとデータを入れる箱だけが用意されている状態だったんです。
Facebookを見る限りだと、数日前まではサイトが表示されていたようなんですが今は何もありません…。
ちなみに、Twitterとinstagramも一切更新がありません…。
これは一体どういうことなんだろうとも思いますが、なんにせよものすごくがっかりした感じです。
あれだけちゃんと企画としてやっているんだから、もうちょっとちゃんとしたらいいのに…。