メールに「iPhoneから送信」があったときのあれこれ
Publish2014/09/25(木)
昨日の事ですが少し面白くて考えることがあったので書いてみます。
まず、昨日あったことがなにかというと、名前の記載も署名もなく、アドレスも英数ランダムみたいな感じのアドレスでメールが来たんです。
内容を考えると、お仕事の依頼でだいたいはどこからか分かったんですが、その会社の方は何名かやり取りしているので誰かなーというところまでは分かったんですが、さすがに誰か分かりませんでした。
なので結局誰ですか?というメールを返して誰かは分かったんですが、そのメールの最下部に「iPhoneから送信」って書いてあって、「ああ、なるほどな」と妙に納得していた自分に気付きました。
iPhoneから送信って書いてあると署名とかいらんよねという話
まずこのメール見たときに「えっと…誰?」ってなったんですけど、署名の代わりに「iPhoneから送信」って書いてあったので、「ああ、このメールはiPhoneからで、あんまり詳しくない人からやな」という事がさっと理解できました。
iPhoneを使い慣れていない人はメールの署名とかも設定してないだろうし、LINEみたいな感覚で送ったのかなと。
そこでふと思ったんですが、このメッセージがあることで送った相手が「iPhoneを使った事」が判明します。
その結果、メールに署名がなくても違和感はなく、「そういうものだ」と納得出来るんですよね。
「iPhoneから送信しているから署名がない」という事実が説明なしで頭に入ってくる効果は大きいです。
これってつまりは「iPhoneからは署名はなくても大丈夫」という風に置き換えることもできます。
iPhoneから送信があればメールはチャットと同じような感覚で使える
そして、署名がなくなったメールは本文のみになるので、チャットのようにメッセージを送りあうことになります。
メールの定型文や署名なんかがあることで、対応速度が遅くなるということもあってチャットワークなどのチャットツールを使っている面もあるので、メールでその部分が不要になくなればその分コミュニケーションのスピードが上がります。
「iPhoneから送信」が結果的にメールの既成概念を壊す存在になっているというのが非常に面白いですね。
個人的にはもうメールの時代はとっくに終わっていると思ってますが、未だに仕事でも使っているのでやはりまだメールの確認なんかは必要なので、「iPhoneから送信」がその時間的なコストを削減してくれるのであれば、それはそれで構わないですし、どっちかというとメールの署名と定型文文化を壊すために活躍してくれることを期待しています。