livedoorReaderの展開が面白い
Publish2014/10/16(木)
昨日は急に冷え込んでめちゃ寒かったんですが、そんな寒さを吹っ飛ばすびっくりニュースがありましたね。
それはタイトルにもあるように、先日このブログでも取り上げた「livedoorReader」のサービス終了が、なんとまさかのサービス終了撤回という形でサービスを継続するという事を発表したんです。
【重要】 サービス終了撤回のお知らせ
これにはかなり驚きました。
一時はサービス終了という形を公表したあとでの「やっぱりやめるのやめるわ」発言なわけですし。
サービス終了に至るまでの経緯は知らないですが、やっぱりやめるしかないと結論が出るような未来に希望のないサービスだったと思うんですよね。
そこで、その辺の事を少し考えてみようと思います。
サービス終了って決断した理由ってなんだろう
まず、順調であればサービス終了という事にはならないはずなので、サービスが終了せざるを得ない状況というのがあったかと思います。
例えば、新規ユーザーの伸び悩みだったり、アクティブユーザーの減少などが考えられます。
先日ブログでも書いたように、RSSをリーダーで読んでいるユーザーは頭打ちしているはずです。
キュレーションアプリとかのユーザー数の方が多いですし、RSS自体の認知の低さもありますしどう考えても一般的でもないし、ここから先の需要もあまりないといえるかと思うんですよね。
あとは課金とかしているわけでもない無料のサービスなので、そこから何かしらのマネタイズをするという事もきっとあったかと思うんですが、その辺の難しさも理由のひとつかもしれません。
そういう諸々の事を考えて将来性もないしやめようという事になったのではないかなと推測します。
サービスを継続させるという決断はなぜ?
そんな感じでやめるって決めて公表したものの、何かしらの原因でその発表を撤回するという事になっているわけですが、いったい何が原因でそんなよくわからない状況になっているのでしょう。
RSSを利用している古参ユーザーの離脱や「やめないで」という要望がかなり来ていたなどでやめようと思ってたけどやっぱり続けようとなっていたのかもしれません。
この辺は全く外からだと見えませんが、「やっぱり続けよう」という強いメッセージ性は感じます。
運営側がサービスに対して愛を持って接しているであろう事が想像できるのは、いいものですね。
一度公表した事をひっくり返す勇気は素晴らしい
そして今回の衝撃は何といっても「前言撤回」をした潔さです。
こういう大きなサービスはLivedoorという会社名義で行っているので、なかなか前言撤回とかのような「会社としての信頼感に影を落とすかもしれない」決断はしづらいと思いますし、いったんやめるって言った手前それを簡単にひっくり返せないという「意地」や「見栄」の部分もあったはずです。
その辺を押し切っての前言撤回なので、やはり面白いなと思いますしその勇気には感服です。
この部分の勇気は見習わないといけないなと思います。
今後の展開も楽しみですね。