さあ、お前の罪を数えろ!
Publish2014/07/04(金)
こないだ言葉の力ってすごいよね的な事を書きましたが、今回はその続きです。
タイトルは僕の大好きな仮面ライダーWの左翔太郎の決め台詞なんですが、この言葉の力がすごく強いんですよね。
物事を印象づける「言葉の力」
モノやサービスには、その人が受ける印象というものがありますが、それは人それぞれ違います。
なので、適切だと思っているイメージを伝えることはすごく難しいことです。
でも、その印象を少しでも伝えやすくするためのトリガーとして「言葉」はすごく重要です。
仮面ライダーWの決め台詞「さあ、お前の罪を数えろ!」はまさにその好例で、作品自体の印象そのものと言ってもいいほど、イメージ付けが良く出来ています。
僕はこの言葉をこれからも忘れることはないでしょうし、なんだったら事あるごとに思い出したりもしています。
仮面ライダーWには他にも名言や印象に残るセリフがたくさんありますが、「さあ、お前の罪を数えろ!」以上に作品と連動する言葉はないと思っています。
イメージを連想させるだけではなく、記憶とも連動する
そして、その言葉は印象付けという面だけではなく、記憶とも密接に関係しています。
言葉を聞くとその言葉を聞いた場所やそのストーリーを思い出しますし、その言葉をきっかけに色々連動する記憶をたどることもできます。
まさに言葉がきっかけとなり、記憶が呼び起こされている状態です。
これを企業の広報にもうまく取り入れることが出来れば、言葉をきっかけにサービスや商品を連想させることができます。
仮面ライダーWだと僕は分かるのですが、一般的には分からないので一般的に分かりやすい例で考えてみましょう。
やっぱりイナバ。100人乗っても大丈夫
個人的には誰もが知っていると思うこのフレーズ。
イナバ物置さんのCMで有名な言葉です。
この言葉を聞くとイナバ物置を思い出しますよね。
100人乗っても壊れない頑丈さと耐久性をアピールしつつ、しっかりと企業のPRもできている大変素晴らしいキャッチコピーです。
このように、「心に響く言葉」は、人間の記憶とも結びついてイメージを植え付ける、認知を促す際にすごい効果を発揮します。
だれしもが紡ぎだせるものではありませんが、キャッチコピーを考える際などは少しでも記憶に残るようになんども考え直してみたり、周りに聞いてみて考え直してみたりなどした方がいいです。
ひとつひとつの言葉を大切にして、丁寧に生きたいと思います。