LINE広告が面白くなりそう
Publish2022/01/04(火)
2022年最初の投稿は何にしようかなと考えていたのですが、色々考えた結果として今一番これは面白いし可能性あるなーって思っているLINE広告について書こうと思います。
web広告の新しい選択肢としてのLINE広告
まず、LINE広告のことを考える前に、現状のweb広告について考えてみましょう。
web広告といえば、まず最初に思いつくのはアドセンスなどのPPC広告(クリックした数に応じて課金される広告)とYahooのブランドバナーのようなディスプレイ広告(表示回数に応じて課金される広告)の2つです。
それぞれに媒体の特徴や攻めるマーケットの違いがありますが、現状Web広告といえばこの2つがまず頭に浮かぶと思います。
これらの広告はすでに多くの人が利用しており、そして効果を実感する人も多く、Web広告の定番と言っても過言ではないかと思います。
ただ、これらの広告ではリーチできない層に対しての解決策がないというのも問題点としてはあったと思います。
例えば、Googleなどの検索を使用せずに検索行動をするユーザー(instagram内のみで問題を解決する層もけっこういるなど。)や、ニュースサイトを見ずにアプリ内で行動が完結しているユーザーなどの増加によって、これまでは十分リーチ出来ていたはずのユーザーに対してリーチできなくなってきた、効果が薄くなってきている現状はあるかと思います。
その際の選択肢として、これまではinstagramの広告やアプリ内広告などで補完していたわけですが、今後はその選択肢にLINE広告も大いにありだと思うわけです。
LINE広告を面白いと思う理由について
僕がなぜそう感じているのかというと、LINE広告でリーチできる層がこれまでWebに接する頻度が少なかった層に対して有効だと思うというのが最大の理由です。
これまでのWeb広告は、基本的にWebに対して普段多く接している人に対しては有効だったわけですが、例えば「インターネットはよくわからん」と思ってWebでなにか行動をすることをしてこなかった人に対しては効果を得ることが難しい状況でした。
しかし、LINEの場合は「Webのことはよくわからんけど、友達と連絡を取るのにLINEは使っている」というような、Webへの接触頻度が少なかった人にもリーチできるようになるわけです。
LINE広告のページを確認すると、月間8,900万人の利用者(2021年6月末時点)がいるという数字が出ています。
この数字には、Webへのリテラシーが高くない層もいないと到達できない数字なので、これまでweb広告を見ることがなかった人にも広告を見せることができる可能性があると思います。
Web広告を出すのは、基本的に新規の顧客獲得が目的なはずなので、これまでリーチできていなかった新規顧客層にアピールできる可能性があるLINE広告は、この時点で相当魅力的な存在です。
LINE広告のサービス自体は前からありましたが、今このタイミングで新しいWeb広告の一つとして活用を模索するのもよいかと思います。
新規顧客の獲得に悩んでいる場合は、その問題を解決できる可能性がある
上記で書いたように、LINE広告はこれまでリーチできていなかった顧客層に対してアプローチが可能になる可能性が高い広告媒体です。
Web広告を出しているけど頭打ち感があったり、数が伸び悩んでいている場合などにはおすすめできると思います。
年始めのこの時期には、まず昨年の状況を取りまとめ、新しい年をどうやって活動していくのかのプランニングを考えるのには最適な時間です。
LINE広告のように、既存の現状を打破する可能性がある取り組みを検討するにはとてもいい時期だと思うので、考えてみることをおすすめします。