心身をある程度限界まで追い込んでから見えてくるものについて。
Publish2015/05/18(月)
今日は本当はリクリに参加してきた事の記事を書こうと思っていたんですが、考えがまとまらないので後日にする事にしました。
というのも、知っている方は知っているかと思いますが一泊でキャンプ&フェスに行ってきたもので、諸々終わって一息ついたところでこれを書いている次第です。
体験自体はすごく楽しくて充実しているんですが、こういう時の精神状態は冷静な時のそれとはだいぶ違う感じで面白いです。
それについて書いておきたいと思ったんですよね。
肉体的な限界にチャレンジ
まずは今回言いたい事のひとつが肉体的な限界への挑戦です。
この週末はそれを意識的に試してやってみたんです。
まず、スケジュールとしては、土曜の午前中に車で京都の山奥に行って、そこでテントを作ったりキャンプの用意をします。
そこから、フェスの送迎バスで近くの駅まで移動し、そこからリクリセミナーに向かいます。
リクリの後は懇親会に行きたい気持ちを抑えて京都の山奥に戻り、そこからキャンプとフェスを満喫して、翌日帰るという感じです。
それで、この期間に何の部分で肉体的な限界にチャレンジしたかと言うと、テント立てたりした肉体労働の後に食物の摂取を行わずにセミナーに参加したらどういう感じになるのかという自分なりの実験です。
とはいえ健康を害してもよくないので、朝食は普通にして喉が渇いたらオレンジジュースは飲む事にしました。
その効果としては、以前より取り組んでいるお昼ごはんを抜く「まえぽん式ダイエット」でも出来ていたように、食後の睡眠衝動を抑えてセミナーに集中できるという効果くらいかなと思ってましたが、実際には「いつもより少しハイテンションになる」という予想外の効果を発揮しました(笑)
僕は普段人見知りなので、実は初対面の人と話す時にけっこう緊張していたりして上手く話せない事が多いんですが、今回は隣に座っていた方と初対面だったのにけっこう楽しく話す事が出来ました。
その方が今住んでるマンションの隣が実家だったという素晴らしい偶然の効果もありますが、それにしても普段よりけっこう饒舌に話していたように思います。
セミナー終了後もけっこうしゃべっていましたし、山奥に帰る電車内もなんだか変に気分が高揚していました。
精神的な限界も一緒に迎え入れると新しい感覚が。
そしてその帰りの電車内でなぜ今日はこんなに心が晴れやかで楽しいんだろうと考えていたわけです。ニヤニヤしながら。
そこで思っていたのが、セミナーの懇親会に参加しなかったという事です。
僕を知っている方であれば、僕がセミナー後の懇親会ですごく楽しそうにしている姿を見た事もある方も多いかと思いますが、実際めちゃくちゃ楽しいんですよね。だから、懇親会がある時にはよほどの事がない限りは参加するようにしています。
でも今回はそうしなかったんです。
理由としては、今回の懇親会もどう考えても楽しそうで、絶対飲み過ぎてしまうという事が想像できたから。
そしてその後電車に乗り遅れたり乗り過ごしたり、送迎バスの時間に間に合わなくなったりといった「やらかしている自分」がくっきりとイメージできるわけです。
なので、それを回避する意味でも今回は残念やけど見送ろうと決心したわけです。
そう決心をしたものの、懇親会の様子などを見たらうらやましくなっちゃうんだろうなと思ってたんです。
でも、実際には冒頭にあるように帰りの電車もすごく楽しかったわけです。
これは参加しないと決めた懇親会への残念さという過度のストレスが、違う形で「はっちゃけた」状態なんじゃないかなと思うんですよね。
例えば、雨が降ってきた時に濡れる事が嫌という感覚がどこかのタイミングで吹っ切れて、逆にずぶぬれになっている自分を楽しんでいる様な、そんな感覚です。
今日は疲れたけど楽しかったなとか考えていたらふとそんな事を考えていました。
こういう吹っ切れた感覚っていうのはどこかで忘れている部分だったりするので、今回そういう状況になったという事が純粋に楽しいですね。