バスの中で聞いた話で感じたエトセトラ(もやもやばなし)

Publish2016/06/09(木)

バスの中で聞いた話で感じたエトセトラ(もやもやばなし)

昨日はバスに乗って移動してたんですけど、バスって乗ってる時にとすることってかなりないですよね。
席が空いてたら座ってスマホでも見れますけど、立ってる状態だと外見るかバスの中の広告を見るかくらいしかすることがないわけです。
そういう少し閉ざされた退屈な空間は、意外に心地よかったりもするものですが、その空間によくしゃべるおばちゃんがいると、一気に不快感の指数が上がります。
今日はそういう話(オチのない話)です。

Youtubeで稼ぐことを熱心に語るおばちゃん

昨日乗ってたバスの中では、声の大きいおばちゃんが二人いまして、バス内が井戸端会議場と化していました。
僕はその場にいて「あーうるさいのがおるなー」くらいにしか最初は思っていなかったんですけど、話がファンキーさんの話からYoutuberの話に変わったあたりからもやもやが増えていきました。
そのおばちゃんのひとりが、「今はYoutubeで稼ぐ時代」とか熱弁しだしたんで、めちゃ耳に入ってくるわけです。
このおばちゃんどんなことを言うつもりやろうと、内心はワクワクです。
そこで話していた内容は、Youtubeに動画をアップすればお金が入ってくるという話、空いてる時間にYoutubeで動画をアップして小遣いを稼ごうとか、まあよくある話でした。
その辺まで聞いたところで、「なんだつまんねえな」と心で返事をしていた感じですが、がっかりしている自分ともやもやしている自分がいることに気付きました。
がっかりしているのは、面白い話が聞けるかもと思っていたのに全く面白くない結果だったことに対する失望感ですが、なぜこんな程度のことでもやもやしているんだろうと不思議でした。
そこでその理由をバスから降りて歩いている時に考えました。
行き着いた結論は「薄っぺらいこと」を自信満々に話している事に対するおばちゃんに対する怒りのような感情です。

薄っぺらいのは何故なんだろう?

この手の話が薄っぺらいのはよくあることで、経験も実感もしていない人が、人から聞いた話をさも自分で知っている話かのように得意げに話す場合とかでよくあるパターンです。
今回の場合も、多分このおばちゃんたちはYoutubeという存在は知ってても、具体的にそれがなんなのかという説明ができるほど知っていないような感じなんですよね。話を聞いてる限りだと。
よくある話なので、はっきり言うと「またこういう感じか。ハハッ(ミ○キー風に)」程度にさらっと流せる話なんですよね。
ただ、これは僕自身の問題なんだと思うんですけど、「人に偉そうに話すからにはその話す人はきちんとそのことを理解しているということは大前提だ」という思いがあります。
なので、知ったかぶって偉そうに話している人って好きじゃないんですよ。
だから今回も少しもやもやしているわけです。
しかし、毎度こんな程度のことでもやもやしててもなーと思う気持ちもあるので、こういう人たちはなぜこうも薄っぺらいんだろう?という理由について考えてみることにしました。
人からの受け売りの方が自分が努力しないでできるとか、僕の大嫌いな「やりたいことやったもん勝ち」的な思考の成れの果てとか、いろいろ理由は考えられたんですが、最終的にこれだなと腑に落ちたのはそういう人たちが総じて「自分のことしか考えてない」からなんです。

自分のことばっかりしか喋ってない

例のおばちゃんに話を戻しますと、あのおばちゃんが力説していたのは「Youtubeというものを使用して自分が楽にお金を手に入れる方法」についてのみなんです。
Youtubeを見る人のことを考えたりとか、それをすることで周りにどの程度負担がかかるのかとか、そういうことを気にしている感じがないんです。
自分のことばかり優先にしているから、不快感を感じたのかもしれません。
まず、Youtuberで人気が出ている人のことを僕はあまりよく知らないので言及できませんが、恐らく人気が出ている人はその人なりにどういう風にすればより多くに人に見てもらえたり、楽しんでもらえるんだろうということを真剣に考えて実践し、その反省点を改善してよりよい場所を作ろうとしていたりすると思うんです。
Youtuberと言ってもたくさんいるので、その中で人気を獲得していくためには、そういう努力とか戦略とか理念とかそういうものが必要なはずです。
それがなければただの素人の自己満足でしかないので、誰もそんなものに興味ないと思うんですよね。
で、おばちゃんはそういうことは多分考えてないんです。
今の自分の収入を増やす手段として簡単にできてがっぱり稼げるもの=Youtubeくらいにしか見てない感じでした。
こういう、自分のことだけしか見えていない視界の狭さは話の薄っぺらさに直結しますよね。
薄っぺらいというのは、そのものの表面的な部分だけを見てそのことだけしか理解してないことをいうものだと僕は定義してて、ものの本質やそれがそこにある意味とか理由とか、それがあることによって及ぼされる影響とか、そういう部分を語れてこそ物事を理解していると言えると思うんです。
そこまで理解できるからこそ、話に説得力が生まれると思いますし、その話は薄っぺらいものではなくなると思うんです。
こういう本質を語ろう的な話になると、結構暑苦しくなるのでそういうのが苦手な人はそこから離れます。
でも、そのことは本当に好きな場合はそういう部分も含めて好きになるものだと僕は思うので、きちんと語りたいのであればそういうところをふまえて考えた上で話してほしいなと思うんですよね。

まとめ

結構おばちゃんに対してきつい感じではありますが、実際あのおばちゃんからすると「Youtubeというおいしい話」に飛びついただけなんですよね。
それはそれで浅はかだなとは思いますが、まあ気持ちとしてわからないということもありません。
問題は、「Youtubeが簡単に好きな時間を使って稼げるよ」と吹聴して回っている人たちです。
簡単なことでもないのに「(昔に比べれば)初心者でも簡単にできますよ」と言って回っている人たちも多いです。
それがどこの何かまではあえて言いませんけど、そうやって簡単であると思い込ませて人を引き込むのは好きではないです。
今回の話にもやっとしたのは、実はこういう「Youtubeが簡単に好きな時間を使って稼げるよ」と吹聴している人たちに対する怒りだったのかもしれません。

記事の著者:ふにすでぐち

ふにすでぐち

1978年生まれ。企業のWeb活用をテーマに、Web運用を中心とした戦略的な企画立案、サポートやホームページ/Webサイトの構築などを行っています。
5年間のWeb制作会社勤務後、2年間のフリーランスで「フニス」として活動後に法人化し、2012年7月「ふにす株式会社」を設立。
Web運用の情報や考え方などを発信するブログ「ふにろぐ」を定期的に更新し、情報配信をしています。
また、Googleアナリティクス認定資格を取得しているので、アクセス解析を用いた分析などの手法でお客様のホームページの成功をサポートしています。
本社のある大阪府高槻市で「ふにすWeb相談所」を開設し、
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