過去の成功体験が成長を鈍化させる
Publish2014/05/26(月)
週の初めの月曜日、皆さんは何を思いお過ごしでしょうか?
僕はといいますと、週の頭には暑苦しいことを言いたくなるようです。
そこで、今回は以前から思っていて、あまり言うのもどうかなーと思っていたことを書こうと思います。
まあタイトルの件です。
人は慢心すると前に向かなくなる
僕の基本的な考え方の一つに、「慢心するな。常に謙虚にチャレンジャーであれ」という考え方があります。
これは、人は慢心すると謙虚さを忘れ尊大な態度をとったりしてしまうことが多々あるので、そうならないように自戒の意味も込めていってます。
僕は、人生というのは常に前を見て進み続け、成長することだと思っています。
その成長を阻害する要素が「過去の成功体験」であったり、「考え方に固執して視野が狭くなる」だったりだと考えています。
一回した成功体験に固執すると無用なプライドしか生まない
僕の周りにも過去に何人かそういう人がいて、結果としてその人とは今では疎遠になっている事があります。
その人も、元々はいいものがあったのに、変に成功して自分の力を過大評価したり、こちらにそう評価させようとする意図が見えたりして、「なんだかなー」ともやもやしていたので、まあ当然の流れで距離をおくことになります。
人としての好き嫌いはともかくとして、周りが見えなくなっている人とは一旦距離をおいたほうがいいと思っているので、今の時点ではこちらから何かをするということもないでしょう。
ことから考えると、成功した結果として無用なプライドが形成され、非常に残念な状態になってしまっていると思います。
一度の成功に満足せず、より高いレベルを目指すのであれば、無用なプライドは捨てましょう。百害あって一利なしです。
年齢を重ねることにも注意が必要
そしてその傾向は、年齢を重ねていく事によってより悪い感じに変質します。
おっさんがよく使う「最近の若いもんは」とかその典型的な例で、言っている人も自分が若い世代のころに同じことを言われてもやもやしていたと思います。
でも、年を重ねることで気付かないうちに自分がそのポジションに収まっていて、過去の自分が嫌いだった感じの立ち位置で満足しているという事になります。
過去の自分が嫌だった人、なりたくないなーと思っていた人になっているとか、悪夢ですよね。
年をとるとどうしても頭が硬くなりがちです。
なので、年をとっても初心を忘れないように、謙虚に過ごすことが重要です。
素晴らしいなと思う人は、みな謙虚
ネガティブなことばかり書いたので、最後にポジティブなことを書きます。
僕が接してきて「素晴らしいな」と思う人は、みなさんとても謙虚です。
年下だからと頭ごなしに上からモノを言うこともなく、きちんと敬語で接してくれますし、話の説明も分からやすく伝えやすいようにしてくれている配慮を感じたり、きちんと「相手のこと」を見ている人が多いです。
そして、そういう人ほど人間的にも魅力的ですし、仕事も一流です。
その人達の所作や言動をみていると、やはり謙虚に、誠実に生きていくことが重要であると思うのです。