ふにすの由来について
Publish2013/05/23(木)
最近というか前からなんですが、知り合った方に「ふにす」ってどういう意味なんですかってよく聞かれるので、どうしてふにすなのかという事を書いておこうと思います。
そして次からお会いした方にお話しするときは、ざっくり概要はいつも通りお話しして、続きはWebで的な感じで続きは「ふにす 由来」で検索してくださいっていえばより分かりやすいかなと思ったのでした。
ということで本編です。
多少長くなると思うので見出しをつけておきます。
ふにすの由来
ふにすとは
まずは名前以前の問題で、ふにすって何って聞かれたら「Webに関する問題や疑問などの、困ったことを解決するためのお仕事」かなと思っています。
分かりやすくいうために「Web制作」っていう表現を用いる場合がありますが、僕としては制作のみにこだわっているわけではなくて、運用面であったり企画であったり、Webにまつわることであればなんでも大丈夫という風にはしたいなと思っています。
それがサイトという形でもアプリという形でも特にこだわりはありません。
そういうわけなので、一言で説明することが本当に難しいんです。
まずはここが前提です。
仕事の内容とか守備範囲とか
とはいえ、あまりにもざっくりしすぎているので実際にやっていること、やったことを書き連ねます。
- Webサイトのデザイン・画面設計
- iPhoneアプリのデザイン・画面設計
- Webサイトのコーディング。HTMLとかCSSとか
- Webサイトのメンテナンス。保守運用とか
- Webサイトの企画
- Webサイトの運用相談・コンサルティング
- ECサイトの商品管理相談
- CMS導入支援(WordPressとかMovabletypeがメイン)
- ディレクション・段取りとか
- Facebookページ制作
- ソーシャルメディア関連の運用アドバイス
- ブログの運用代行
- フォーラムでのサポート
- サイトの操作マニュアル制作
- ブログやサイトの操作説明会
- 店舗スタッフさんの相談係
- ドメインの取得代行
- サーバーの選定とかの相談、取得代行、初期設定とか
- アクセス解析の設定。レポートの作成
- プレゼン資料の制作代行
- 実店舗でのプロモーション支援・お手伝い
今までやってきたのはだいたいこんな感じです。
もうちょっと細かいこととか入れたらもっとあるんですが、まあこんだけ書いたらニュアンスは伝わるかなと思います。
見てもらって分かるように、本当に何でもやっています。
やっていますが、これらは僕のコンセプトにあっているって思ったものだけにしています。
コンセプトとスタンス
そのコンセプトというのが「その仕事はやっていて楽しいか?」です。僕だけじゃなくて、依頼をしてくれた方やその先のお客さんまで含めて、誰かが楽しいって思えることでなければ断るようにはしています。
もちろん、形を変えて「このやり方の方がいいですよ」という感じで方向性を変えてさせていただくこともしています。
ここの部分がないと悲しい作業でしかなかったりするので、とても大切に考えています。
あとはこの部分さえあるなら来るものは基本的には拒みません。
「やってみて、動いてみないと見えない世界がある」と思って、未経験の事でもやってみるようにしています。
表意文字にしたくない!
前置きが長くなりました。
で、その内容を名前という形に落とすときに一番重要に思ったのは、
「聞いたら分かる分かりやすい名前には絶対しないようにしよう!」
という事です。
例えばデザインをしている人だったら「○○デザイン」とかにするとすっごく分かりやすいと思うんです。
名前と仕事内容がリンクしていてすごくいいですね。
でも、長い前置きにあるように僕の場合は「これ」っていうのがないもので、逆に「これ」って思われるのは本意ではないわけです。
なので、分かりやすい名前にはしないという事になります。
きっかけはIKEA
そんな事を考えていると、ふとあるものが目に止まりました。
僕の家に何個もおいてあるIKEAで買ったゴミ箱です。
この商品が「フニス」っていう名前なんです。
このゴミ箱が何で何個もあるのかを考えていたんですが、
- 間口が大きくて、ゴミをぽいってしてもたいていすっぽり入ってくれる
- 価格が安くてリーズナブル
- そこそこ大きいのでキャパがある
- 名前の感じが好き
という理由を思いました。
なので実際に自分の家に何個もおいている訳です。
よくよく考えてみると、自分がお客さんにどう感じで欲しいのかを具現化したかのような商品だったんです。
ついでに名前も聞いただけでは全く意味が分からないというのも僕の考える理想型だったので、「フニス」になりました。
フリー時代と法人でカタカナからひらがなにした理由
と、ここまでは今まであった人には話していますが、ここから先は多分あんまり話してない内容です。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、今は法人化して活動してますが、去年の7月まではフリーランスとして活動していました。
その時は「フニス」で、今は「ふにす株式会社」です。
カタカナからひらがなになってますね。なぜ?って思いません?
これには2つ理由があります。
一つは「ふにす」って間違えられることが多いから。
お会いしたときに渡す名刺には大きく「ふ」って書いてます。
で、これを見て「フニス」ではなく「ふにす」って思う人が多かったんです。
ここは僕も失敗したなと思っていたところだったので、分かりやすいようにひらがなに統一しました。
もう一つの理由が、「ひらがなの方が語感がふんわりしていてゆるい」という理由です。
会社になるので名刺に株式会社って漢字をつけないといけないんですが、フニス株式会社だとなんというか少し冷たい印象を受けるぞって思ったんです。
これはよくないです。もっと親しんでもらいたいと思っているのに冷たそうっていうイメージはよくないなと。
そこでひらがなにしてよりふわっとしたイメージにしようと思い、ひらがなにしました。
というのが名前が決まった背景にあります。
興味がない人にはどうでもいい内容ですが、つけるにあたって色々考えたのでまとめてみました。
読んでいただいてよりイメージしやすくなったと思っていただけたらとても嬉しいです。