名刺交換→無許可メルマガ送信のコンボで喜ぶ人はいるでしょうか?
Publish2014/09/16(火)
Update2018/10/08(月)
皆さん連休はどう過ごされましたか?
今日はいつもとちょっと違う始まり方でブログを書いてみましたw
さて、それはそれで置いといて、今日は時折FacebookやTwitterではこそっと書いてますが「名刺交換した人に勝手にメルマガを送りつけてくる人や会社」について考えてみようと思います。
まず、ちょっと話が大きくなりそうなのでここでは前提をきちんと定義しておきましょう。
以前の記事での反省を踏まえて、今回は「交流会等で名刺交換をした人が、勝手にメルマガを送ってくる」場合です。
最初にメルマガ送っていいですかと聞いて確認取っている場合や、自分からメルマガ送付に登録したなどの場合は違います。
あくまで、「自分の意思とは無関係にメルマガが送られてくる」場合です。
そもそも、メルマガ送っていいかどうかは聞かないとだめじゃないの?
まずは、そもそもの話ですがメルマガ送付って基本的にメールを受け取る人の承認ありきなのではないでしょうか。
一応法律上は名刺交換の際に名刺にメールアドレスが書いてあれば送信しても大丈夫という事にはなっています。
参考:特定電子メール法について – 消費者庁
ただ、法的に問題がないとはいえ気持ち的には「いかがなものかな」とは思います。
連絡を取りたいという事で個人宛に直接メールをするという事であれば問題はないかと思いますが、メルマガ送信のリストに組み込まれる感じは人に対する接し方として考えると結構失礼だなと思いませんか?
あと、メルマガにはまれに「当社の従業員と名刺交換させていただいた方に」という体で会社から送信してくる場合もあります。
この場合は、交換した名刺が会社の共有物として認識されているわけで、会った事もない人に情報が回っているというのもあまり気持ちのいいものではないようにも思います。
勝手にリストに加えられた人の迷惑を考えよう
メルマガが送られ始めると、送られた相手はそのメールの処理をする必要があります。
僕の場合だと、最初のうちは「うわぁ…勝手にメルマガ送ってきた…」とかなりがっかりな感じになるだけで済みますが、それが何回も送られてくると「また来てる…うざい…」というかなりネガティブな感じになります。
僕は受信トレイでタスクの管理をしている部分もあるので、邪魔なメールが来るというのは非常に迷惑です。
そのため、さらにそれがしつこいと迷惑メールへの振り分けを行い対応します。
この時点で、その人からメールを読む気は全くありません。
迷惑メールの振り分け設定を行うという無駄な作業を発生させている人を気に入るわけもないですしね。
さて、ここで済めばまだいいんですが、中にはドメイン変えて送りつけてくる無意味な対応をしてくる人がいます。
なので、この時にもまた迷惑メールの振り分け設定しないといけなくなるんですよね。
この時の相手への感情は、「名刺交換をした人」から「スパム野郎」に格下げされ、嫌悪の対象になります。
これまでも何人かそういう人がいましたが、そこから取引を行うというようになった人は一人もいません。
メルマガ送付であなたのビジネスは成功すると思いますか?
メルマガを送信してくるという事は、送信した先の人とビジネス的な関係を作りたいという事だと思うんですけど、そこには信頼関係が重要だと思います。
ビジネスは人と人の信頼関係がなければうまくいかないと僕は思っているので、信頼関係を重要視しないような姿勢にも問題を感じますし、そういう相手と仕事をしたいなとも正直思いませんね。
やっぱり、勝手に送りつけてこられるのは気持ちの部分でだめだと思います。
そして、このように相手が「失礼なやつだ」と思うような状況を作る事は、「あなたのビジネスに取ってメリットがありますか?」とメルマガ送信をしてくる人に言いたいです。
人の事を「お金」としてしかみてないような姿勢を表現する人と誰が取引したいと思うのかをよく考えてみてください。
あと、仮にそういう人の迷惑を糧に成立しているようなビジネスモデルだったとしたら、それは社会にとって迷惑な存在でしかないので、早々に会社をたたんでもっと社会の役に立つビジネスモデルを考えてください。
そんな会社はない方がましです。
世の中には面白いメルマガもあるので、メルマガ自体が悪いとは思っていませんが、こういうような「名刺交換しただけの人から勝手に送りつけてこられるメルマガ」は不要だと思います。