釣りの専門誌を見てびっくりした話
Publish2014/10/01(水)
最近釣りを始めたんですが、これがなかなか面白くて結構はまりそうになっています。
先日神戸でかなりたくさん釣れてだいぶ楽しくなってきた感じですが、その勢いで妻が図書館からある本を借りてきました。
その本が「神明・播磨・但馬・鳥取の「波止釣り」「投げ釣り」「SWルア-」 ベストポイント120」。
名前からも分かるように、神戸方面から明石、兵庫県の北から島根までの釣りスポットの情報が書いてあります。
圧倒的なデータ
この本のすごいところは、その圧倒的なデータです。
どこのスポットでどんな種類の魚が釣れるかという事だけではなく、そのエリアのこのポイントでこの魚種というようなピンポイントの情報が掲載されています。
突堤の先ではタチウオで港付近ではアジとか、そういう感じです。
もちろん季節によって釣れる魚が変わるのでこの季節はこれという情報も。
まさかそこまで細かく掲載されているとは思っていなかったのが最初の驚きで、次に驚いたのが周辺のトイレ事情まできちんと書いてあるところです。
釣りしていると気になるポイントではあるので、すごくユーザー目線の生きた情報が掲載されていると細かな配慮に感心しました。
また、スポットによっては駐車場が離れているから電車の方がいいとかそういう情報も載っていてすごくユーザー目線でいいコンテンツを掲載していると思いました。
釣りが好きな過去の釣り人達の生きたデータがたくさんあって、見ているだけで楽しくなる書籍です。
見ていて思ったあれやこれ
本の内容についてはこのくらいにして、今日の本題はここから。
この本を読んで思ったのは、やっぱりユーザー目線のコンテンツは見る人を引きつけるなという実感です。
まだ釣りをはじめて日の浅い僕ですら、この本を読む事で車で行ける範囲の釣りスポットの情報を得る事ができ、どういう用意をしてどんな魚を釣りに行こうかなと想像を膨らませて楽しむ事ができているわけです。
この「楽しめている」気持ちを持てている理由は、過去の実績に裏付けされた膨大なデータ量と釣り人に必要な情報を網羅するという発行者側の配慮によるところが大きいです。
今回は釣りの本の話ですが、これって結局は媒体がどうあれ最終的にはコンテンツだという今の風潮の根本的な部分だと思うんです。
やっぱり大切な事っていうのはどういう場合でもある程度共通していると思いますよね。
あとは、膨大なデータから導きだされる「未知の経験を補完できる」という部分です。
どこでどの魚が釣れるか分からないと、対策の仕方が間違ってしまうという事もあって全く釣れないという事もあるかと思います。
しかし、あらかじめここで釣れる魚はこれっていう予測が経てば、対策を立てられるのでより釣果が期待できるのではないでしょうか。
やななければ分からないことはきっとあると思いますが、最初からある程度知識を得た上で取り組む事で、また違った視点で釣りと向き合って楽しむ事もできるのではないかなと思います。
これからもきっと定期的に行くので、そこから経験を重ねてもっと違った視点で見れるようにしてみようと思います。