Facebookはオワコン?いえ。そんな事はないですよ。
Publish2014/09/01(月)
Update2020/11/25(水)
今日は、最近言われている「Facebookがオワコン化してきている」という事が事実かどうかを検証してみようと思います。
こないだの友達価格の記事がかなりバズったおかげで、結構きちんとしたデータを取得できたと思いますので報告します。
結果を言えば、「全然オワコンじゃない」ということになりました。
バズった記事の参照元から影響力を考える
論より証拠なので、まずはGooogleAnalyticsのキャプチャで確認しましょう。
バズった期間(2日間)で、約16,000もセッションがありました。
この期間にも通常の記事(バズってないやつ)のアクセスもありましたが、微々たるものですので厳密にではなく、ざっくりで考えることにします。
GoogleとYahooは元々のブログでの数字(いつもよりかちょっと多いですけど)なので無視することにします。
今回のバズった流れとしては、はてなの新着→はてなのホッテントリ→FbやTwで拡散→Gunosyに掲載→FbやTwで拡散という流れでしたので、はてな、Facebook、Twitter、Gunosyで比較してみようと思います。
なお、今回の記事の性質を考えると、比較的ネットリテラシーが高い人向けであるのはほぼ間違いありませんので、バズっている記事全部が全部そうだと言い切るわけではありません。
あくまで、今回の場合はこうでしたという事実のみを書いてますので、その点誤解なきようにお願いします。
画像みたらわかりますが、ちょっとテキストでまとめます。
・Facebook 7560
m.fackbook.com 4,900
facebook.com 1,760
l.facebook.com 700
lm.facebook.com 200
の合計です。
・Gunosy 640
・Twitter 600
・はてな 590
なんともはや、Facebookが圧倒的です。
全体のセッションの約半数近くはFacebook経由できていることが数値で確認できます。
記事の内容的に、Facebookでコメントが繰り広げられてブログが読まれているんだろうなということが想像できますが、それにしてもすごいです。
実際にバズっている最中はTwitterがすごくリアクションありました。
Yahooのリアルタイム検索を見ると分かりますが、けっこうTwitterで拡散している様子がわかります。
http://realtime.search.yahoo.co.jp/search?tt=c&ei=UTF-8&fr=sfp_as&aq=-1&oq=&p=%E5%8F%8B%E9%81%94%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E3%81%A7%E3%81%AE%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E3%81%AF%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93&meta=vc%3D
でも、実際に蓋を開けてみたらFacebookの力が凄まじいことが数字で実証された結果になりました。
TwitterとGunosyとはてなも結構多いですが、それでもこれほどの差がつくとは思いませんでした。
最近Facebookって勢いがないとか言っている人へ
上記の結果を見て分かるように、Facebookがオワコン化していると言い切るのは現実的ではありません。
最近のFacebookを見ていて感じる部分もあるかと思いますが、ニュースや他の人が言っていることで思い込みをしてそう言っているのであれば今すぐ考え直したほうがいいと思います。
もちろん一般的にみたら今回の事例自体が少し特殊だったのかもしれませんし、一回だけのバズでは統計として不十分ではないかという意見もあるでしょう。
でも、これは実際の数字として出ている事実なのでこれを見る限りでオワコンと言い切るのはあまりに稚拙ですよね。
やはり実際に現在どういう状況なのかは、実際のデータと実例を見てから判断するほうがいいかと思うんです。
ということで結論。「Facebookはオワコンじゃないですよ」