ホームページの情報を意図的にお客さんに教えない制作会社

Publish2017/09/06(水)

ホームページの情報を意図的にお客さんに教えない制作会社

今日は先日あるお客さんと話していて、「これ、わざとそうしているんだとしたら、ちょっとあかんやろ」と思うことがあったので、そのことをきっかけに考えたことを書こうと思います。

実際にあったこんな話

その時話していたお客さんは、最近サイトを立ち上げて、これからもっとWeb活用をしていきたい、成果を出していきたいということで、ふにすWeb相談所にきていただいたお客さんで、ものすごくやる気もあるお客さんでした。
サイトをもっと活用したいということで、今のサイトを見ながら「ここはこうした方がいいと思いますよ」とか、「ここはすごくいいので、もう少しこうしたらもっと良くなりますね」とか、僕が見て思うことを色々とお話させてもらったんですが、じゃあ実際に変更しましょうということになり、どういう環境で運用されているのかを聞いてみると、「どこのサーバーを使っているのか知らない」という、僕的に結構衝撃的なお返事が帰ってきました。
よくよく話を聞いてみると、サイトを立ち上げる際に依頼した制作会社さんから、そういう話を聞いていないということのようでした。
まだサイトを作ったばかりなので、右も左も分からない状態ですので、実際にそのサイトがどういう環境で動いているのかまで意識していなかったのかもしれません。
まずサイトを更新することに精一杯の場合はそこまで余裕もないかもしれないので、まあそれはそれで仕方がないかなとは思いました。
なので、僕個人としてはそのお客さんが悪いとは全然思っていないんですが、その作った制作会社はなぜそのことを作る前に話してあげなかったんだろうと思ったわけです。
実際そこまで気が回らないというのも、まだサイトがどういうものかも把握していないからだと思うので、制作会社側で「今回はこういうサーバーを使おうと思います」とか、教えてあげるべきなんじゃないのかなと思うんです。
どうも話を聞くと、そのへんのことも一式まるまるセットでいいように作るようなサービスらしいんですが、それを聞いてけっこうもやもやしました。

真摯に向き合う姿勢がない会社は、害でしかない。

確かに、お客さん側からすると、まだよくわかっていないちょっとややこしいこと(ドメインやサーバーのこと)をまるっと任せてサイトに集中出来るということは魅力的だと思います。
でも、サーバーやドメインの仕組みは理解できなかったとしても、実際にどこのサーバーを使っていて、IDやパスワードはこれだと言うことがわかっていない状況だと、仮にその制作会社が急になくなったり、連絡がつかなくなった場合、そのサイトを手放すしかなくなるわけです。
そういうリスクをお客さん側が負うというのはおかしいと思いませんか。
よく「コンテンツは資産です」という言葉を聞くと思いますが、サイトのデータだってお客さんの資産なわけで、それを管理する術をあえて持たせないということだったとしたら、すごく残念だなと思うわけです。
今回の場合は、単に忘れていただけなのかもしれませんので、意図的にそうしているのではないかもしれないようですが、仮に意図的にそうしているのであれば最悪やなと思います。
お客さんが知らないのをいいことに、その説明責任を放棄して首根っこ掴んどこうというような姿勢は、やっぱり見ていて浅ましいし気分も良くないですね。
それが同業者であれば、尚更そう思うわけです。

一部の人のせいで業界全体に悪いイメージって着くよね

この話のことを考えていて思ったのは、Web業界ってこういう例多いなと言うことです。
あるあるというか、よく聞く話だったりもするわけですね。
こういう話をよく聞くということは、それだけ不誠実な会社が蔓延っているというようなイメージがついているということでもあるわけです。
僕は同業の飲み会や勉強会などにも比較的よく行っている方ですが、実際のところこういうような「あくどい」会社に当たることはほぼありません。
勉強熱心であったり、お客さんの視点で真面目に事業に取り組んでいる人が多いなとさえ思っています。
しかし、世間一般では「うさんくさい」イメージが先行しているのは、一部の「あくどい」会社がいて、そのイメージが強いからなんだと思うんですよね。
いいことをしても心に残りませんが、悪いことをすると忘れないというのは人間心理でありますし。
こういう一部の会社のせいで業界全体のイメージが悪化しているのはやはりよくないと思うんです。
なので、あえてこのことは書きたいなと思いました。

個人的な総括

個人的な総括として最後に一言。
ホームページの情報を意図的にお客さんに渡そうとしない制作会社について色々と思うことがあるので書きましたが、サーバー情報やドメインの情報などをわざと教えないのは詐欺に近いと思っています。でも、そういう会社が以外に多いので注意が必要です。

記事の著者:ふにすでぐち

ふにすでぐち

1978年生まれ。企業のWeb活用をテーマに、Webサイトの運用を中心とした戦略的な企画立案、サポートやWebサイトの構築などを行っています。
5年間のWeb制作会社勤務後、2年間のフリーランスで「フニス」として活動後に法人化し、2012年7月「ふにす株式会社」を設立。
Web活用の情報や考え方などを発信するブログ「ふにろぐ」を平日毎日更新中。
2015年11月より大阪府高槻市に「ふにすWeb相談所」を開設。
地域の方々に気軽にWebのことを相談できる場所として、より多くのWeb運用の問題解決をするために活動しています。
また、不定期で大阪を中心にWeb運用やブログなどをテーマにしたイベント「ふにセミWS」を開催しています。
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