危ない傘の持ち方をしている人へ。その傘の持ち方危険ですよ?
Publish2015/09/09(水)
昨日打ち合わせに行くときに、電車に乗っていて考えていた事を書きます。
昨日は雨だったので、傘を持っている人が多かったんですが、危ない傘の持ち方をしている人が多いんですよね。
以前からすごく気になっていた事も含めてその辺を書きます。
この記事を書く目的は、みんなでもっと周りの人の事を考えるきっかけになればと思ってになりますので、もしまわりに危険な傘の持ち方をしている人がいたらそれとなく言ってみてもらったりすると嬉しいです。
危険な傘の持ち方でヒヤッとした例
傘は持ち方次第で他人に危害や迷惑を与えるものになります。
昨日見かけてヒヤッとした事も含めて、実例をふまえて考えてみましょう。
まずは、傘を水平持ち(手元の部分ではなく、まとめるのに使う紐とかある辺を持つ持ち方)にしている人がいたんですが、歩いているときに体を突かれそうになりました。
これは、人って歩いてるとき自分では意識せずに手を揺らしているんですけど、その影響で傘が前後に揺れるためなんですよね。
僕の場合は危ないなと思って見ていたので幸い怪我とかもせずにすみましたが、これがちゃんと見ていない人だったり、視力が弱い人とかだったりすると、避けられなかったかもしれません。
その場合、突かれて怪我したり、最悪の場合階段から落とされるという事態にもなりかねない危険な行為だと思います。
あと、大人だけではなく子供の場合はさらに危険です。
子供は小さいので、意外と視界に入りづらいですし、傘を持つ高さが目の高さにある場合もあります。
そのまま気付かずに傘で突いてしまったら、失明する危険性だってあるわけです。
こういうことを考えると、水平持ちはとても危険です。絶対にやめましょう。
なぜ水平持ちするのか僕には理解できないんですけど、危険なので絶対にして欲しくないですね。
見かけた危険な傘の持ち方の具体例とこの持ち方がいいのではという例
水平持ち以外にも危険な持ち方ってあると思うんです。
よくある例だと、手元の部分を中心に手の振りに合わせて前後にブンブン振って歩く人。
振って持ったら危険です。
これはどう考えても危険なんですが、している人がかなり多いんです。
まだまわりに誰もいないとかならいいんですけど、ただでさえ人が多くなる雨の日の駅ナカとかでされると、非常に迷惑です。
この場合は直接的な被害だけでなく、傘についている水滴が振る力で弾かれ、人を濡らすという事もあります。
というか、僕は何回かこれをやられた経験があって、その度に非常に嫌な気分になっています。
と、ここまで悪い持ち方ばかり書いているので、じゃあどういう持ち方をすればいいのだろうという事も書きましょう。
それは下の図のように手元を持って先端を地面に向けた形で静止したまま持つ形です。
これであれば下に向かって水滴が落ちるだけで人に水滴を飛ばす事もないですし、何より先端の部分が人に向かわないので誰かを怪我させるという事もありません。
さらに言うなら、混雑している状況でも最もコンパクトにスペースを使用しているので、混雑時の対応としてもスマートです。
僕はいつもこの持ち方をするようにしていて、特に人が周りにいるときには絶対に守るようにしています。
傘だけではなく、自分が行う行動全般をもう一回見直してみよう
傘の持ち方くらいでここまで書くなと思う人もいるかもしれませんが、これはすごくわかりやすい周りに対する配慮の姿勢だと僕は思っています。
世の中にはたくさんの人がいて、「まさかこんな動きをするとは」と思うことがよくあります。
自分が思っている常識や、想像していなかった動作をするというのは誰もが経験あると思いますが、自分が考えているものさしだけでことの良し悪しを決めていると、想像していなかった場合の対処が遅れます。
その対処の遅れが相手を怪我させたり、相手に不快な思いを与えるということの原因につながります。
傘のように、一歩間違えば凶器にもなるようなものは、やはり取り扱いに注意するということが大切だと思います。
というか、傘だけではなくてその他のことでも「いつもこうしているから」という思考停止にならず、常に周りの状況に合わせて最適な形が何かと考えるようにすることが大切なのではないでしょうか。
ここまで書いたらわかりますが、これって仕事にも言える原理のようなものです。
空気を読むということでもないですが、周りにきちんと配慮ができる人は仕事ができるのと同じ理屈です。
普段の生活のこういうちょっとしたことに気をつけるようにすることが、やはり重要だなと思うんです。
とりあえず、傘の持ち方が水平だったり、振り回す感じの人は、周りはすごく迷惑しているという可能性があることを理解していただいて、傘の持ち方を変えてみて欲しいと心から思いますし、お願いします。