バランスの功罪
Publish2014/07/08(火)
今日はバランスについて考えていた事を書きます。
僕は比較的ずっと昔から「バランスを取る」事が素晴らしいものだと信じて疑わなかったんですが、最近ちょっと揺らいでます。
というのも、自分では「バランスを取っている」つもりでも「バランスを取ろうと必死になっている」んじゃないのかなと感じるようになってきたためです。
バランスを取るという事は本当にいい事か?
そもそもなところから入りますが、まず僕は「器用貧乏」なタイプの人です。
何かこれといった強みみたいなものはないですし、なにかに力を集中しようとも思わないですし。
それよりも、色々な事をやってみて広く時に深すぎない程度に深くくらいの感じが好きという個人的な趣向もあります。
そんな感じなので、必然的にバランスを取る事が重要で、ことあるごとに「何事もバランスだ」とも言っていました。
まあ自分の方向性を考えたらそれで間違っていたとも思ってなんですけど、最近はそれに囚われすぎてるなーとも思います。
年を取ると頭が固くなるのと同じで、価値観が固まってきている感じですね。
これはよくない。
バランスを取ってるつもりがバランスを取るという事に必死になりすぎている様は「ミイラ取りがミイラになる」状況そのもので滑稽です。
バランスをとろうと考え方に柔軟性が失われるのは避けたいところです。
時にはバランスを考えずに集中して打ち込む事が必要なのでは?
そんな事を考えていると、バランスを取ろうとしすぎるのもよくないなと思うんですよね。
時には一点集中限界突破の勢いも重要ですし。
なので、バランスは自然に取れているような形で自然体に、集中すべきタイミングでは集中して壁を突き抜けるようにしたいところです。
僕の思うすごい人達は、みな一様に集中して何かに取り組んでいる人が多いのを考えると、きっとそういう事なんだとも思います。
全体的にすごくバランスが取れた人とかでも、今はこれに夢中になってそればっかりしてるなーという時がありますし。
最終的にはそういうところも含めてのバランスの話にはなるかとも思いますけど、それは結果論なので今の時点では考えないようにしようと思います。
さて、という事でまずは何に集中したらいいのか、今集中する事はなんなのかをしっかり見定めようと思います。