仮面ライダーアマゾンズから考える異端と王道について。

Publish2016/04/13(水)

仮面ライダーアマゾンズから考える異端と王道について。

今日は久しぶりに仮面ライダーのことを書こうと思います。
今回書く仮面ライダーはAmazonプライム独占公開で話題の仮面ライダーアマゾンズについて。

仮面ライダーアマゾンズの概要

仮面ライダーアマゾンズを知らない人向けに紹介しますと、この作品「仮面ライダーアマゾンズ」は昔に放送していた仮面ライダーアマゾンのリメイク作品になります。
ただし、単なるリメイクではなく、設定や登場人物など、ほとんどすべてが異なる新作と考えてもらったほうがいいです。
アマゾンという括りがモンスター全般を指し示していたり、変身するアマゾンもアルファとオメガがいます。
仮面ライダーなので、変身にはベルトを使いますが、「変身する」ことと「ベルトを使う」ということ以外は、過去のどのライダーとも世界観が異なります。
個人的に面白いなと思っているのは、Amazonプライムで限定公開されているからなのか、かなりグロテスクな表現が随所に見られる点です。
この内容で日曜朝の戦隊ものとプリキュアの間に挟むのは無理があるので、あくまで大人向けに描かれた仮面ライダーの世界観というのは、大人のライダーファンとしては嬉しい限りです。
予告動画を見たらだいたいどんな感じか分かります。

昔から異端だった仮面ライダーアマゾンのリメイクがこの形で行われたことについて思うこと

仮面ライダーアマゾンズはストーリーも映像の描写も仮面ライダー作品らしい感じが随所にあるので、すごく楽しく見ることができてオススメなのですが、それよりも今回僕が言いたいのは、「なぜこのタイミングでアマゾンなんだろう」ということです。
先日公開された映画「仮面ライダー1号」では、本郷猛役で、初代に主役をしていた藤岡弘、さんが主演をしたことで話題になっています。
昨年は仮面ライダー3号と、仮面ライダー4号という過去作品のパラレルワールド的な作品も公開されました。
通常の流れで考えると、次に来るのはV3もしくはXだと思うんですが、そこは華麗にすっ飛ばされて仮面ライダーの歴史の中でも最大級の異色作でもあるアマゾンが先に来たわけです(地味に2号もすっ飛ばされていますけど)。
しかも映画じゃなくてAmazonプライムで。
このタイミングとアマゾンとアマゾンズのダジャレ、そして血なまぐさいグロテスクなライダー。
何かを邪推したくなる気持ちを抑えることはできませんね。
僕は以前から仮面ライダー作品を一般の人より多く見てきたと思っていますが、今回あえてAmazonプライムだけで出してきたというところに、仮面ライダーらしさを感じています。
これまでの常識を覆す感じとか、新しい環境をいち早く取り込もうとする貪欲さとか、まさに今回のアマゾンのイメージそのものですよね。
一般の人にもダジャレかと思わせて油断させつつ、本格的なストーリーにしているあたりも色々と考えられている感がすごいです。

異端と王道は実は似ているのではないかという思い

ちょっと話を変えます。
アマゾンズの色々な戦略を邪推しているうちに、アマゾンという飛び道具は一般的に異端だと思われていると思うんですが、仮面ライダーファンからすると、アマゾンことがライダーの王道だなと思うことに気付きました。
これはどういうことかと言いますと、仮面ライダーは毎年かなり変化しています。
ストーリーに新たな表現が用いられていたり、フルーツで変身したり、鬼だったりといった感じです。
常に新しい「何か」に挑戦し続けてきた仮面ライダーの原点は、これまでの既成概念をぶち壊したアマゾンからはじまっているとも考えることができるわけです。
極端に言うと、アマゾンという作品があったからこそ、仮面ライダーは今なお進化を続けて多くの人に愛されるシリーズになっているのではないかなということです。
もちろんアマゾン以前の過去のライダー(特に1号)が世間に与えた影響は大きいですが、その存在だけで今のように何世代にもわたって愛される作品であり続けたのだろうかと考えると、ちょっと難しいように思います。
長い期間をかけて愛される作品になるということは、長い期間見る人を楽しませる必要があるわけですが、通常はマンネリして徐々にファンが減っていくものです。
しかし、仮面ライダーはアマゾンという毒を飲み込むことによって新しい世界観をファンに提示し、より多くのファンを獲得することになったのではないでしょうか。
そういう視点でアマゾンを見ていると、異端は王道とつながっていると思うのでした。
仮面ライダーのように、古いものに固執しない新しい価値観を貪欲に模索する部分はやはり勉強になるなと思いますし、僕自身に足りていない部分だなと今回記事を書いて気付かされるわけです。

まとめ

ということで、アマゾンズのことを考えると楽しくて心がフワフワしてきました。
やっぱり仮面ライダーは面白いですね。最高です。
仮面ライダーが好きでよかったと心から思います。

記事の著者:ふにすでぐち

ふにすでぐち

1978年生まれ。企業のWeb活用をテーマに、Web運用を中心とした戦略的な企画立案、サポートやホームページ/Webサイトの構築などを行っています。
5年間のWeb制作会社勤務後、2年間のフリーランスで「フニス」として活動後に法人化し、2012年7月「ふにす株式会社」を設立。
Web運用の情報や考え方などを発信するブログ「ふにろぐ」を定期的に更新し、情報配信をしています。
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