オールマイトのヒーロー観がすごく勉強になる。
Publish2016/04/28(木)
Update2019/02/26(火)
今日はちょっとばかしアニメの話をします。
最近すごく面白いと思っているアニメがあります。
それが「僕のヒーローアカデミア」
こないだまでガンダムをやってた日曜17時の枠でやっているアニメですが、これがかなり面白いです。
アニメ自体もすごく面白いんですが、ただ面白いだけではなくてかなり勉強になる部分があります。
主に考え方とか生き方とか、そういう暑苦しい部分ですけど、その中でも主人公の憧れるヒーローの「オールマイト」が特にいいです。
ヒーローであることに誇りを持ち、ヒーローとしての責任感を持ち、ヒーローとして生きている生き方には心打たれるものがあります。
今回はその中でもこれはすごくよかったなと思えるセリフを中心に感想を書きます。
でぐちの心が動いたオールマイトのセリフ
まずはこれ
人々を笑顔で救い出す“平和の象徴”は、決して悪には屈してはいけないんだ
ヒーローとはこうあるべきだという確固とした信念を感じます。
と同時に、自分だけではなく自分にどういうものが人から求められているのかということを客観的に分析もできているかと思います。
象徴としてのヒーロー、笑顔を守る平和の象徴というオールマイトのヒーロー観が集約している言葉で、かなり胸が熱くなりました。
プロはいつだって命懸けだよ。「“個性”がなくとも成り立つ」とはとてもじゃないがあ…口には出来ないね
プロになりたいという個性のない主人公に、言ったこの言葉はプロのヒーローとしての心構えというか、覚悟の重さだと思うんですよね。
ヒーローとしての覚悟は、そんなに簡単なものではないということを知ってもらいたいという優しさも感じます。
と同時に、ヒーローとしての誇りも感じますね。
自分がやってきたことに対する自負とか、そういういろいろな感情が見て取れます。
ヒーローってのは本来奉仕活動! 地味だ何だと言われても! そこはブレちゃあいかんのさ…
個人的にすごく好きな感じなのがこのセリフ。
一見派手に見えるヒーローの本質は奉仕活動という地味な部分で支えられているという考え方。
これはいろいろな仕事に通じる話ですが、人の見えるところでの華々しい部分と、人知れずコツコツしないといけない地味な部分の両方の側面があるわけです。
ヒーローのように、人から人気を集める仕事だとついついその表面ばかりに惹かれてしまいがちですが、地味な部分こそが本質で、そこが抜け落ちると非常に薄っぺらい存在でしかないわけです。
僕が平日毎日ブログを書いているのだって、周りから見たら毎日公開される記事だけしか見えないですが、その裏に時間を捻出するための苦労とかを人知れずしているわけですし。(ちょっと大袈裟に書きました)
コツコツすることが重要だと思っている僕には心に響かないわけないですね。
人助けした人間を排斥しちまうヒーロー科などあってたまるかって話しだよ!!
きれい事!? 上等さ!! 命を賭してきれい事実践するお仕事だ!!
そして今回この記事を書こうと思ったきっかけがこのセリフ。
正直心臓がバクバクしました。
入学試験という重要な場面で、目の前の女の子を助けるために試験を投げ出してまで助けようとした主人公の姿勢をしっかりと評価するだけでなく、その気持ちこそが重要で、それができる人が合格できないヒーロー科なんて必要ないという強い気持ちがビシビシ伝わってきます。
特に「命を賭してきれい事実践するお仕事だ」というセリフとか、しびれますね。
僕自身がここまでの覚悟で仕事に取り組めているかというと、心が痛い感じですが、このくらいの気持ちで死ぬ気でやっているということなんですよね。
ここまでアツいのはやっぱりすごくいいです。
まとめ
これらのセリフからわかるように、オールマイトは自分の仕事であるヒーローというものに対して、すごく大きな熱量と責任、プライドを持って取り組んでいるということがわかります。
仕事に対する考え方として、このくらいの大きさの気持ちを持って仕事をするということはかなり難しいと思うんですが、正直これくらい思って仕事をしないといけないなとも思うわけです。
まだ見ていない人は、途中からでも面白いと思うのでオススメです。