人が嫌がることをしようと思っている話
Publish2025/09/10(水)

今回は久しぶりに僕はこんな事を考えて日々を過ごしていますよシリーズとして、仕事への取り組み方の考え方として重要な要素だと考えている「人が嫌がることをしよう」と思っていることを書きます。
ポジティブな意味での人が嫌がること
まず基本的な前提部分ですが、「人が嫌がることをしよう」というのはもちろん「人が嫌がっていてしないことを自分でやろう」という意味であって、「人に対して嫌がらせをしてやろう」ということではありません。
ポジティブな意味での話になるのですが、「人が嫌がることをしよう」という文字だけ見るとどっちとも取れるので注意が必要です。
間違って捉えられると意味が違ってくるので、この前提の上での話であると考えてください。
「人が嫌がることをしよう」という考え方をしている理由としては、僕の仕事は会社のweb運用で成果を上げていくことのサポートである以上、お客さん側の視点で見て「めんどくさいな」とか「できればこれはしたくないな」と思っていることでもしてもらわなければいけない場面も出てきます。
そういう時に、お客さんにしてもらうのではなく、僕の方から率先してその部分を受け持っていくことで、お客さんがストレスなく成果を出す業務に集中してもらえるようになるからという意味合いが一番大きいです。
結果として僕が望んでいることもお客さん側の成果の最大化なので、そのためにこちらでできることがあるのであれば最大限サポートしたいです。
そう考えると、お互いのニーズは満たされていると思いませんか?
もちろん業務内容によってはこちらですることができないものや、できるけどしないほうが成果に繋がる場合などもあるので、なんでもかんでもこっちでしますよということでもありません。
内容に応じて柔軟にこちらでしたほうがいいと判断される場合には積極的にこちらでやっていこうとしているという感じですね。
もしくは、自分がするということではなく自動化や簡略化、効率化する方法を作って業務フローを改善することで対応できるケースなどもあるので、そういう手段が適用できそうなのであればそっちの方向で提案したりもします。
自動化や効率化できるのであれば、その時点で「めんどくさいな」とか「できればこれはしたくないな」という候補ではなくなりますので、根本的な問題解決にもなってますので。
ネガティブな意味での人が嫌がること
基本的には上記で書いたように、ポジティブな意味で人が嫌がることをしていますが、ネガティブな意味で人が嫌がることを意識することもあります。
この場合の考え方ももちろん「人に対して嫌がらせをしてやろう」ということではありません。
ネガティブな意味で人が嫌がることを意識するのは、「これをされたら嫌だろうな」ということを先回りして考えて、あらかじめ対応しておいたり、対応策を準備しておくことを意識しておくという感じです。
ちょっと話がそれますが、僕はけっこう長いことずっとポケモンバトルをしています。
ポケモンバトルをしていると、「これされたら詰むな」とか、「これをしておいたら相手サイドは困るやろうな」というシーンに頻繁に出くわします。
そういう時には、その場の対面の状況だけではなく、その後の展開を何パターンか、何手先かまでを考えて行動しているのですが、仕事の場合でも同じように少し先の未来を何パターンか想定し、そのための事前準備や対応先を考えておけば困ることになりづらくなります。
予想外の要素の影響で思った感じにならないこともあるので油断は禁物なんですけど、考えることに意味があって早い段階で対応する準備になっていたりするので、場の状態を確認しながら状況の変化に対応できる体制を作っておくことが重要です。
今だけでなく、少し先のことまで考えながら行動を起こしていく場合は、「これをされたら嫌だろうな」という問題点を考えておくということがポイントになります。
まとめ
といった感じで、漫然と仕事を進めるのではなく、その時々で障害になりそうなものが見えてきたら事前に対応できるのであればしましょうということ、こっちでそれを肩代わりして全体がうまくいくならその役割は自分が率先して受けていこうと思っているというお話でした。
僕が関わる仕事では、基本的に関わった全員がストレスなく楽しく仕事をして成果が出せている状況になっているというのが理想なので、その理想に少しでも近づけるように、日々の仕事を丁寧にしていこうと思っています。