生涯一プレイヤーでありたいと思う
Publish2012/02/10(金)
今日は実は昔から思ってるけど少し恥ずかしくて言えなかった事を記事にしようと思います。
その思っていた事というのが、タイトルにもあるように「生涯一プレイヤーでありたい」という事です。
僕の仕事柄デザインをしているとよく言われることがあります。
「いつまでデザインしているの?早くマネジメントにステップアップした方がいいよ」
いっている人に悪気はないのは知っているんですがやはり言われるとモヤモヤしてしまうんですよね。
そもそもの話デザイナー→マネージャーという流れが年齢の経過と共にあるべきステップの王道というのが少し一般的過ぎるのではないかと思うんです。
確かに年を重ねる事で得られる経験を下の世代に伝え、動かす事は素晴らしい事だと思います。
僕は昔の会社でマネージメントも少しだけですがしていたのでその事の重要性もよく理解しているつもりではありますが、会社としての立ち位置ではなく一個人として自分がどうありたいかを考えるとやはり「実際に手を動かして作る側にいたい」という思いがあります。
よくマネジメント側に移動する理由として「若い感性には勝てない」というデザイナー特有の理由が挙げられるのですが、僕はこれが少しだけ納得いかないところがあります。
例えばグラフィックの要素が強いデザインであれば時代の流れと感性によるところで影響が大きいので分かるのですが、WebのUIなどでのデザインで考えると感性という部分よりも経験と実績による部分が占める割合が大きいと思うんです。
僕がしていきたいデザインというのはグラフィック的な要素が強いものではなく、UIとかがしたいので年齢によって起こる部分の影響は少ないはずです。
であれば年齢を重ねたデザイナーというスタンスでいてもいいと思うんです。
この考えは少し消極的ですが、現実グラフィックの要素が強い業界だと思うDTPの世界でも年齢を重ねて素晴らしい仕事をしているデザイナーさんがたくさんいます。
その背景にあるのはデザイナーさんの経験や実績が占める要素が若いデザイナーさんでは持ちえない強みがあるからで、それは本当に凄いスキルだと思います。
ちょっとうまくまとめきれませんでしたが、今でフリーになって2年が経過しただけの若輩者なので今後どうなるかはまだ分かりませんが基本的には今後も今と同じスタンスで仕事が続けていけるといいな、仕事を続けていきたいなと思っています。