システムやブラウザのアップデートが必要な理由

Publish2015/09/29(火)

今日はよくある質問の中でも、「これはしておかないと危険」という重要度の高い内容でもある「システムやブラウザ、アプリケーションなどのアップデート」の重要性とその理由をかいつまんで説明しようと思います。
アップデートや更新と聞くと「面倒くさい」とか「自分には関係ない」と言われる方が結構いるんですが、個人的には誰もが行う必要がある重要なこととしての位置付けです。

安全な状態を保ちウィルスなどの攻撃から守る

まず、アップデートの目的がなんなのかを考えることから始めましょう。
アップデート自体の目的が何かがわかればその重要性がわかります。
まず考えられる目的は、システム自体を刷新することによって新しい機能の追加や機能の強化を行うということが考えられます。
これによりユーザーはその恩恵を受けてより快適に便利に使うことができるようになるわけで、いわばプラスを増やすことという位置付けです。
これに対して、マイナスを減らすアップデートの理由もあります。
システムの脆弱性の改善やセキュリティ面の向上などが該当しますが、この場合のアップデートは多くの場合「予防するためのアップデート」ではなく、「脆弱性が発見されたことに対する対策やセキュリティホールの改善」のような「緊急性の高い内容」である場合が多いです。
この場合、アップデートしないということは「危険な状態を維持させたまま」でいることになり、攻撃者から見ると格好の標的でもあるわけです。
インターネット上にはウィルスやマルウェアなど、多種多様な危険が潜んでいますので、それらに対応する術を放棄していることがどれだけ危険かわかるかと思います。
そう考えると、アップデートをしないというのは「めんどくさい」とかいっている場合ではないと思いませんか?
アップデートを行わないことで、自分の使っている端末が壊れるだけであればまだ自分の責任の範囲内で済む部分ではありますが、顧客情報や個人情報の流出とかになると自分の責任だけの問題ではなくなります。
関係者全員に迷惑がかかるわけで、「めんどくさい」とかいっている場合ではないです。

よくあるアップデートの例

以下で紹介するアップデートは、比較的更新頻度も高く、重要性も高い場合も多いのでアップデートはこまめに行いましょう。

Windowsアップデート

Windowsのシステム自体のアップデートは、以前から回数が多いということで有名でした。
この理由は単純明快で、世界で最も普及しているOSがWindowsだからです。
ウィルスなどで攻撃を行う人は、攻撃対象を選ぶ際に使用している人が多ければ多いほど影響も大きくなるので、必然的に「最もシェアが高いもの」が優先的に狙われます。
しかもWindowsの場合は、日本でも役所や自治体などでも使用されているものだったりするわけで、そこが攻撃されると非常に影響力があるとも言えるわけで、狙われやすいです。
アップデートされないと迷惑メールの踏み台にされたり、遠隔操作で操られたりということも起こる可能性があります。
実際にニュースなどでも取り上げられた事を目にした人もいるのではないでしょうか。
ニュースなどで紹介される事例は、Windowsアップデートのみで防げるという事でもないですが、やっておかないと危険性が高まります。
Windowsアップデートの通知が来たら対応するようにしましょう。

Flashプレイヤーのアップデート

その次に有名なアップデートといえばFlashプレイヤーのアップデートがあります。
Flashプレイヤーは元々Flashという形式のファイルを読むためのものでしたが、動画全般の再生に利用されたりしているので、現在でもかなり重要な位置付けのソフトウェアです。
ですが、同時にセキュリティホールもよく発見されることでも有名で、ウィルスなどを広げる際にFlashプレイヤー経由で広められることもよく知られています。
Flashプレイヤーのアップデートの通知が来たら確実に対応するようにしましょう。
ただし、サイトを閲覧中にFlashプレイヤーのアップデート画面と同様の画面でウィルスを広げるような危険なサイトも存在しています。
配布されているアップデートが「Adobe」からの正式な内容であるかどうかをしっかり確認してから対応しましょう。

IEのバージョンアップ

次に紹介するのがブラウザで過去最もよく使われてきたIEことInternetExplorerのバージョンアップです。
IEの場合は、基幹系のシステムの対応ブラウザがIEの古いバージョンが推奨されている場合などもあり、アップデートが行われにくいという問題もあります。
ですが、問題はそういう事ではなくて、その推奨されたバージョンのInternetExplorer自体がMicrosoftのサポートが切れた状態になっている事も多々あり、非常に危険な状態という場合があります。
システムの関係上InternetExplorerをアップデートできないため、サポートが切れた危険な状態で使用している人がたくさんいるわけです。
こちらも基本的に最新版にアップデートをすることが必要です。

WordPressのアップデート

最後に紹介するのが、CMSとしてもよく使われている「WordPress」のバージョンアップです。
WordPressもWindows同様に世界でのシェアの高いツールになり、セキュリティホールなどが発見されると非常に大変な事になる可能性もあります。
また、WordPressの場合はシステムだけではなく、テーマやプラグインのアップデートも必要です。
アップデートの頻度は高いですが、逆に考えると危険を防ぐ開発が常に行われていると考える事もできますので、きちんとアップデートをして対応しましょう。

アップデートは「最優先」という前提で考える事が大切

アップデートが大切だという事はお分りいただけたかと思います。
アップデートは「ついでに」とか「あとで」というものではなく、基本的に優先順位の高いものであるという認識が大切です。
ほったらかせばその分リスクは高まるわけですし、安全に運用を行う場合は必須の考え方であると言えます。
また、例えば制作者側で考えると、アップデートを行う場合は運用側だけではなく制作者側であらかじめ「更新する事を前提とした作り」にしておく事が重要です。
前述のWordPressの場合とかであれば、バージョンに依存するようなコードを書かないとか、管理画面から更新が誰でもできるようにしておくかとか、その辺の配慮も必要です。
作る側も、運用する側も、お客さんもみんなアップデートが大切という事を意識しておけば、万が一の自体を起こす確率も低くなり、より安定して結果が残せるようになるかと思います。
めんどくさいとか自分には関係ないとか言わずに、きちんと対応する事が重要です。

記事の著者:ふにすでぐち

ふにすでぐち

1978年生まれ。企業のWeb活用をテーマに、Webサイトの運用を中心とした戦略的な企画立案、サポートやWebサイトの構築などを行っています。
5年間のWeb制作会社勤務後、2年間のフリーランスで「フニス」として活動後に法人化し、2012年7月「ふにす株式会社」を設立。
Web活用の情報や考え方などを発信するブログ「ふにろぐ」を不定期で更新しています。
2015年11月より大阪府高槻市に「ふにすWeb相談所」を開設。
地域の方々に気軽にWebのことを相談できる場所として、より多くのWeb運用の問題解決をするために活動しています。
また、不定期で大阪を中心にWeb運用やブログなどをテーマにしたイベント「ふにセミWS」を開催しています。
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