サイトを公開する前後にチェックすることリスト
Publish2014/03/05(水)
今日はサイトの公開前後に確認する事をまとめる事にします。
作ってチェックしたけど、実は漏れてたってことがないようにしたいし、しないといけないですよね。
では目次。
- GoogleAnalytics
- FacebookのOGP
- Twiitercard
- Google+のrel=”author”
- ページタイトル
- description
- Webマスターツールへの登録
- canonical
- ユーザーの権限の確認
- サイトの高速化
- 公開の告知経路の確認
GoogleAnalytics
サイトの状態を把握するためにはアクセス解析が必要ですが、よく使われているのはGoogleAnalyticsです。
利用をしない理由もよほどの事がない限りはないかと思いますので、基本的には使うと思います。
ただ、アカウントをとってもタグを埋め込まなければ解析結果を集計する事は出来ませんので、公開前にはきちんとタグが埋め込まれているのかを確認しましょう。
GoogleAnalytics
FacebookのOGP
FacebookにURLをシェアした際の表示を制御するOGPのタグも確認が必要です。
タイトルや説明文、表示させる画像によってクリック率が変わってきますので、忘れずに確認しておきましょう。
確認する場合は、Facebookが提供しているデバッガーを使うと便利ですし、間違いがありません。
サイトを運営する上で、現状Facebookをしないという選択肢もほぼないかと思いますし、せっかくシェアしてくれる場合の機会を最大限に活かすためにも、忘れずに設定を行っておきましょう。
デバッガー
Twiitercard
シェアが行われるソーシャルはFacebookだけではありません。
Twitterもユーザーが多いサービスですので、見逃すという事はあり得ないかと思います。
Twitterでシェアされる場合は、Twittercardを設定しておく事でFacebookのOGPのように表示を最適化してくれます。
Twittercardの作成は開発者向けのバリデーターで行えますので、きちんと設定しておきましょう。
Twittercardバリデーター
Google+のrel=”author”
検索結果上で著者情報としてGoogle+のプロフィール画像を表示させる事が出来るのですが、そのためのGoogle+での寄稿先情報の登録とサイト内に著者情報を埋め込む事を行っておきましょう。
Google+はユーザーが少ないので、単品で考えると運用するメリットはそんなにないように思いますが、著者情報の検索結果上の表示はクリック率に影響する重要な要素です。
確実に設定する事をおすすめします。
rel=”author” を使用してコンテンツを Google+ プロフィールとリンクする
ページタイトル
サイトを公開する前に絶対に確認しておかなければならないのがサイトのタイトル。
運用前に決定したタイトルがきちんとサイトで反映されているのかを確認しましょう。
ここで文字の間違いなどがあるとすごくもったいない感じになります。
目を皿のようにして何度も確認しましょう。
トップだけでなく、各ページの情報ももちろん確認が必要です。
description
各ページのdescriptionも確認しましょう。
descriptionはページごとに適切な内容を設定する事が好ましいので、内容が重複しているページがないかを確認します。
タイトルとdescriptionは出来れば管理用のシートを作成し、チェックする際にも活用した方がいいです。
とても細かくて地味な作業ですが、地味な事をコツコツ設定する事が重要です。
めんどくさがらずにやりましょう。
Webマスターツールへの登録
サイトをGoogleのウェブマスターツールに登録する事も忘れてはいけない大切なポイントです。
ウェブマスターツールでは、サイトマップの登録やエラーの通知、検索キーワードの確認(GoogleAnalyticsとの連動が必要)など、サイトの改善の指標となる情報を確認する事が出来ます。
運用上とても重要なデータになりますので、忘れずに登録しましょう。
公開時にはxmlのサイトマップを設定する事で、インデックスをより早く行ってもらえるように促す事が出来ます。
Google ウェブマスター ツール
canonical
サイトのドメインがどうしてもwwwの有無が存在してしまう場合などは、きちんとcanonicalタグを設置してURLの正規化を行う必要があります。
それ以外でも、きちんと設定しておくことに対してデメリットはないので、設定しておく方が無難です。
ただし、設定を間違ってサイト内の全てのcanonicalが同一のものになるなどをしてしまうと大変な事になりますので、個別のページできちんと設定が正しく行われているのかを確認しましょう。
ユーザーの権限の確認
サイトをCMSで管理する場合には、ユーザー用の権限を作成し、その情報を更新担当者に与えるような形が好ましいです。
作成者のもつ権限を渡す場合もありますが、その場合は変更によるサイトの崩れなどのリスクを抱える場合もあり、好ましい状況ではない場合が多いです。
管理画面上で何かしらの作業を行っても安全に運用が行えるように、適切な権限を設定したアカウントを作成し、更新担当者はそのアカウントで運用する形が安全です。
サイトの高速化
サイト作成後である必要はありませんが、サイトのパフォーマンスを確認しておく事も重要です。
昨今の閲覧状況を考えるとモバイルでの通信環境下での閲覧が増えてきているというのが一般的ですので、サイトの表示速度は早いにこした事はなく、サイトの離脱率を下げるという意味合いやサイトの使用感の向上にも重要な意味を持ってきます。
Googleが提供しているPageSpeed Insightsを使用する事で、具体的な改善ポイントが分かりますので、可能な範囲で対応するようにした方が好ましいです。
ただ、運用して行く上でどうしても対策が出来ない場合などもあります。
なので、全てを完璧にするのではなく、出来る範囲内で対策を行うくらいの心持ちの方がストレスがたまりません。
PageSpeed Insights
公開の告知経路の確認
サイト公開後は、FacebookやTwitter、メールや電話など色々な形で公開した事を告知するかと思います。
人に見てもらう最初の接触点であり、その印象は非常に重要です。
名刺にURLを記載するというような事は以外と忘れがちです。
WebだからWeb上でのみ告知するという事ではなく、リアルでも告知できるように心がける事も大切です。
店舗の場合はチラシやノベルティ、POPやのぼりなど、何が活用できるのかをあらかじめ考えておく事も重要です。
上記の確認点をチェックして見せ方に気をつけるだけではなく、どのタイミングでどこにどのように告知を行うのかのスケジュールを立てましょう。
最初が色々と肝心なので、最大限の効果を発揮できるように計画的に告知を行いましょう。
といった感じで、公開前後は非常に確認する事が多いです。
確認漏れは機会損失にもつながりますので、制作者や担当者だけではなく、可能であれば関係者全員でチェックするくらいした方がいいかもしれません。
せっかく作るサイトなので、より活用できるものにするように関係者全員で認識を共有するチャンスでもあります。
きちんと確認して、効果を出していきましょう。