スマホ1台で無料で始める動画活用【中小企業向け】
Publish2018/09/04(火)
今回は、サイトの運用をしていく上で強力なツールとなる「動画の活用法」について書こうと思います。
まず前提として、動画を効果的に活用し、企業のプロモーションや広報にうまくつなげている事例というのはそこまで多くないかと思います。
その理由として、「手間がかかる」「時間がかかる」「費用がかかる」といった理由が挙げられ、それらが比較的重めなので活用に踏みきれないという場合が多いのではないかと思っています。
そこで、手間がかからず(もちろんある程度という意味で、若干の手間は必要です)、時間もあまりかからず、無料で行える動画の活用方法を紹介したいと思います。
今回紹介する動画に活用方法としては、「スマホ」と「Twitter」と「自社サイト」があれば利用することができます。
Twitterを活用した無料で行える動画活用
今回紹介する方法に必要なのは、「スマホ」と「Twitterアカウント」と「自社サイト」の3つがあれば、それ以外は必要ありません。
手順としても簡単で、スマホで動画を撮影し、Twitterに動画をアップロード・編集し、サイトに埋め込むといった手順です。
ここで例として、僕が個人的に撮影した動画を例に説明します。
以下がスマホを使って動画を撮影し、Twitterにアップロードした動画をこの記事に埋め込んだものになります。
動画編集もTwitterでやってみた。
これは簡単。
スマホだけで完結できるわw pic.twitter.com/fdSAxwlFkc— でぐりんちょ めちゃむーちょ (@deroter) 2018年6月16日
この動画は、僕がポケモンGOをしている時に、色違いのヨーギラスが出たので、それを動画で撮ってみたときのものです。
急に出てきた色違いなので、特に準備をしていたわけではなかったわけですが、スマホの画面録画機能を使って動画を撮影しました。
撮影した動画には、最初と最後に無駄に長い操作をしている不要なシーンがあり、Twitterにアップロードする際に不要なシーンをカットしました。
この際に使用したのはTwitterの動画編集機能で、他のアプリなどを使用しているわけではありません。
スマホ内でTwitterの機能を利用して編集した動画を、Twitterのサーバーにアップロードしました。
そして、投稿したTwitterのツイートから、下記画像のように埋め込みコードを取得し、記事内に貼り付ければ上記のような形でサイト内に動画を埋め込むことができるようになります。
今回紹介する方法のメリットとデメリット
今回紹介する方法のメリットとしては、一番大きいのがスマホとTwitterアカウントさえあれば、サイトに動画を埋め込んで使用できるという手軽さです。
専用の機材やソフトウェアの導入が不要なので、必要となる経費もかかりませんので、手軽に実践できるというのが最も大きいかと思います。
また、動画の保存先がTwitterのサーバーになるので、動画配信用のサーバーを用意する必要もなく、動画を使用する環境としてスマホの分を除けば無料で利用できるというのも大きな特徴です。
手軽さと費用面だけで、かなり大きなアドバンテージがありますので、多くの企業で活用できる方法かと思います。
デメリットとしては、動画の管理先がTwittetになるので、Twitterの規約の変更などがあった場合に影響を受けるということがあります。
ただし、利用する用途を今回のように「少し説明が難しいものを動画で紹介してみる」のような使用用途に限定し、「仮に消えても問題ない」形で運用する前提であれば、それもデメリットとしては大きな影響もなくなりますので、実際に使用する場合はメリットとデメリットを考えた上で活用されるといいかと思います。