こんなこともやっています。ホームページを使わないWeb運用のアドバイス【ふにすのお仕事】
Publish2015/12/15(火)
Update2022/08/24(水)
今回から普段僕がしている仕事の具体例を【ふにすのお仕事】シリーズとして紹介することにしました。
というのも、今の名刺に「ふにろぐ」を見たら僕がどんな人かわかりますのでと言う説明をしているんですが、具体的にどんなことをしているのか(どんなことまでお願いできるのか)がわかる内容のものがあったほうがいいなと思ったためです。
初回は、僕がふにすweb相談所でも行っている「ホームページを使わないWeb運用」のアドバイスについて紹介します。
ホームページの運用をする仕事と言っておきながらホームページを使わない提案もする
まず前提として、「ふにす」という会社は「ホームページ/Webサイトの運用をサポートする」ということをメインとして行っています。
そのため、「ホームページを持っているが活用できていない」方や「これからホームページを作って活用していきたい」方が基本的には一緒にお仕事をするお客さんです。
でも、ちょっとよく考えて欲しいんですが、「そもそもホームページって必ず必要なものですか?」というところからスタートしたほうがいい場合があります。
例えば、これから事業を始めようという方がいて、「何からしたらいいのかわからないから、まずホームページを作ろう」というような場合です。
この場合、そもそもホームページで何をするのか、何をしたいのかが明確ではありません。
どっちかというと「とりあえず作っておこう」という感じになります。
ホームページは存在する理由があるはずというのが僕の考えで、ただなんとなく「ないとまずいから作ろう」では何のために存在しているのかわからないので、意味がないとすら思っています。
ただし、よくあるパターンで、とりあえず「ないとどうしようもない」場合もあります。
それは、すでに仕事が動き始めていて、看板やパンフレット的な意味で「その会社が存在している証明として必要な場合」とかです。
この場合は、どんな形であれホームページがあることで仕事が動くという明確な存在理由が発生しているので、ホームページの存在そのものが価値として考えられます。
存在するだけで価値になっているので、運用を前提とする必要もありません。
だからその場合は、運用を度外視してまず作って公開することを優先させたりもします。
でも、そうじゃなくて「単になんとなく」なら別に作る必要はないと思うんです。
お互いの時間とお金を使って無意味なことをするだけですので、そこに生産性はありませんしお互いが不幸になるだけですので。
そんな時に「今のタイミングでホームページは必要ないんじゃないですか?」というように、ホームページがなくてもWebを活用する手段はあるということをアドバイスするわけです。
具体的に何をするというアドバイスをしているか
ではそんな時にどんなアドバイスをするかというと、例えば「Facebookページ」「Twitter」「LINEオフィシャルアカウント」「Googleビジネスプロフィール」「instagram」などをすすめています。
これらのツールは無料で利用することができますし、自身の情報発信に活用できます。
無理にホームページを作るよりも、SNSのアカウントを活用して情報を発信していくほうが効果的な場合は、ホームページを作るよりSNSを使ってwebを活用するほうがよいと思い、そうやってお話しをしています。
ただ、勘違いして欲しくないのはホームページが必要ではないということではなく、単に情報発信がしたいだけであればホームページを作るよりも手軽にすばやくそのための場所を確保することができるという意味ですすめているわけです。
なので、そこから先に「やはりホームページが必要」というタイミングが出てきて、その時になってから作ればいいと思いますよとアドバイスしています。
また、事業内容によってはそもそもWebを活用する必要がない場合というのはあります。
その場合は、SNSを含めて「Webを活用することは難しいし大して成果も出ないので無理してWeb活用をする必要はない」とお話しします。
これもその事業が成長した際にWeb活用を始めればいいですし、そこで目標が明確なのであればそこでホームページを運用前提で作ればいいだけだと思います。
状況に合わせて今一番することが何かをアドバイスすることが大切だと思っています。
僕が大切にしているのは、「ホームページは作らないといけないものだ」という思い込みをしないということです。
思い込みは視界を曇らせ、判断力を鈍くします。
これから事業を展開しようとしている人が、視野が狭くなっている状態でうまくいくわけないんです。
思い込みを排除し、その時々で最適な選択肢が何かを一緒に考え、相談することは僕の仕事内容だと思っています。
そのための場所としては、気軽に行くことができて、雰囲気が落ち着いてリラックスできるということが必要なので、阪急高槻市駅から徒歩5分でアクセスもよく、築100年越えの古民家を改装した和の雰囲気がある福寿舎は僕の目的とも合致しているわけです。
Webの運用はホームページ中心であったほうがいいという思いはもちろんありますが、それがすべての人にベストな回答ではないということも分かっているので、Webを使わないアドバイスをするという選択肢も持っているという風に考えてもらえるとわかりやすいかなと思います。
こんなことを考えて相談をしています。