Webridge Meeting SP12 featuring Frontrendに参加してきました。
Publish2012/11/14(水)
Update2018/10/08(月)
2012/11/10(土)に香川で行われたWebridge Meeting SP12 featuring Frontrendに参加してきました。
このイベントは今僕が一番興味を持っているけどなかなか手を出せないでいた部分がメインテーマだったので場所がちょっと遠かったですが参加を決めました。
イベントの流れとしては
谷さんのプレゼン「CSSプリプロセッサの取扱説明書」
石本さんのプレゼン「モバイル制作におけるパフォーマンス最適化について」
佐藤さんのプレゼン「ビルドプロセスの自動化で効率アップ」
斉藤さんのプレゼン「コーディングの品質を保つドキュメンテーション、スタイルガイドの作り方」
の4つのプレゼンを休憩を挟みつつ4時間程みっちり勉強して懇親会へという流れです。
プレゼンをされている4名はサイバーエージェントさんで働くガリガリのフロントエンジニアさんなのでめちゃレベルの高い中身の濃いプレゼンでかなり刺激を受けました。
個人的に思った事をつらつら書きますが、
・とりあえずCSSプリプロセッサはやってみよう。まずはSassで。
・サイトの高速化ってやっぱり面白い。自分ができる範囲からやっていこう。これまでめんどくさくてあんまり対応してこなかったspliteあたりから。
・コマンドラインの取っ付きにくいと思ってる先入観を捨ててチャレンジしてみよう。まずは画面をカスタムしてモチベーションをあげるところから。
・スタイルガイドはやっぱり考え方が好き。styledocco使ってみよう。
といった事がそれぞれのプレゼンを見て思った事です。
やっぱりまだ取っ付きにくいなーって考えてた自分がいたのでそれはやめてまずやってみるところからはじめようと思いました。
と同時にすごく考えた事なのですが僕は基本一人で何でもかんでもやってしまう方で俗にいう器用貧乏的な立ち位置にいます。
何かに特化すれば効率がいいのも分かってはいるのですが全体をある程度把握しつつ流れであったり間であったりをみていくのが好きなものでずっとそうしてきました。
唯一しないと決めていたのはプログラムの部分で、これは自分には向いていないという思い込みで決めてた部分と苦手意識で決めてた部分があります。
それはそれで間違っていなかったと今でも思いますが、これから先は食わず嫌いではなくやらないにしても知っておく事、一応やった事はあるレベルにはなっておかないとまずいと考えるようになりました。
今回のお話でその部分は明確になったのですが今後の流れとしてはこれまでのように完全分業型や一人で何でもしてしまう型は通用しなくなる時代がくると思います。
Webの世界は流れが速いので特にそう感じるのかもしれないですが一制作者として考えるにこれからは専門性の高い技術や知識だけでなく全体とのバランスや広く浅く時折深い知識と技術を持つ人材でなければ生き残れない時代になってくると思うのです。
どっかに特化するだけでもだめで、だからといって全体を見ているだけでもだめっていう事です。
現に登壇された4名の方はマークアップがメインというはずなのですがその枠を超えてコマンドラインにも精通しておられる訳で、そういった知識/技術があるからこそ代用のきかないすばらしい人になっていると思います。
働き方や業務内容はどんどん変化してきて、今ある仕事もあと何年後にはなくなるかも分からないという事を考えると、今の自分に満足する事なく常に前を向いていろいろな事にチャレンジしないとだめだと強く感じました。
そんな感じで参加してものすごくよかったです。ちょっと遠出したかいは十分すぎる程あったと思います!
そんな当日の雰囲気を親切なこもりさんがまとめてくれています。当日のtweetまとめ。
こういうスピード感と心配りが素晴らしいです。
あと、参加後に色々とFacebookで書いてたら谷さんがおすすめのソフトを紹介してくれました。
それがiTerm2で、Macのターミナルの強化版のようなものらしいです。
早速インストールして使っていますが、いかんせんまだ自分のレベルが追いついていないのもあってどこが素晴らしいのかを紹介する事ができませんがググってうまく使えるようにがんばりたいと思います。
あ、あともちろん勉強後の懇親会もめちゃ楽しかったです。
普段お話しする機会がない方とお話ししているとすごく刺激を受けますしモチベーションもぐんぐんあがって大変です。
やっぱり勉強会と懇親会はセットにすると倍以上の効果を発揮しますね。
今後も勉強会も懇親会も積極的にもっとどんどん前に出て行こうと思います。