第43回起業成功塾に参加してきました。
Publish2015/01/16(金)
2015/1/15に中央会計セミナールームで開催された第43回起業成功塾に参加してきました。
起業成功塾はけっこう久々の参加でしたので、少し新鮮な気持ちで参加する事が出来ました。
今回の起業成功塾の特別講師はchatworkのCTOの山本正喜さん。
チャットワークのプロダクト戦略などについて話していただいたのですが、とても勉強になりました。
ちなみにこのブログをけっこう前から見ていただいている人だと知っているかもしれませんが、僕はこの起業成功塾に第1回目から参加しています。
その第1回目の特別講師は山本正喜さんのお兄さんでもあるchatworkの社長の山本敏行さんでした。
以前に参加したchatworkの常務の山口勝幸さんの回にも参加していたので、チャットワークのトップ3のお話を直接聞けたというのが個人的にツボでした。
そんな中で、昨日聞いて面白かった部分を書き出してみます。
プロダクトの定義の話
まず最初に聞いていて面白いなと思ったのは、「よいプロダクトとは、どう定義するのか」という部分です。
よいプロダクトの条件として、以下の3つがあるそうです。
・儲かる
・喜ばれる
・長く売れる
ビジネスなので儲からないとだめですし、儲かるだけではなく使っていただいた方に喜んでもらえる、さらにその商品が長く愛されるものであることが「よいプロダクト」なのではないかという部分に対しては全くそのとおりだなと思います。
開発者が愛情を持って育てていく意味でも、この定義の部分は外せない条件ですね。
チャットワークで起こったの4つのフェーズ
さらに山本さんは、今までに会社で起こった今まで話せなかった事もけっこうしっかりと話されていました。
僕は比較的チャットワーク社の事を知っている方だと思っていましたが、今回お話されたよい部分は知ってましたが、悪い部分の方はあまり知らなくて、その点も正直に聞かせてもらったことがとても勉強になりました。
各フェーズ毎のポイントは以下のような感じでした。
創業期
死なないように。
日銭稼ぎも含めて自分の足で立てるようにする事が大切。
成長期
プロダクトライフサイクルを回す。
種まきをしつづける。
会社の成長期は何もしなくても仕事が入ってくるものだが、油断は禁物。
暗黒期
勘違いと大失敗。失敗したプロダクトとその原因など。
撤退戦略が重要。
会社にはいい時もあれば悪い時もあるので、うまくいかない場合は早めに撤退するという選択肢もあるという事。
早めにやめておけば、傷口が広がる前に撤退できた可能性も考えられます。
第二創業期
自分が本当にほしい物を作るという気概が必要。
自分が依存するくらい「利用者目線で考えて作る」
リーンスタートアップのように、小さく初めて改善を行いつづける事が大切。
まとめ
元々僕はチャットワークという会社をすごく好意的に見ている部分があるのですが、最近の様子を知らなかったので久々に聞いてみたらとても面白かったです。
中でも表には一切出してこなかったうまくいってないときの話をするなどはとても新鮮でした。
起業成功塾にはほんとに久々の参加でしたが、セッションだけでなくその後の一分間の自己紹介とか、やっぱりめっちゃ勉強になります。
懇親会もすごく楽しくて普段話さないことなども話せたので非常に有意義でした。
また次回以降も参加していこうと思います。