『と、コラボ関西vol.2』「1つ上のWebディレクション」に参加してきました。
Publish2014/05/16(金)
昨日は株式会社クリーク・アンド・リバー社で行われた『と、コラボ関西vol.2』「1つ上のWebディレクション」に参加してきました。
このイベントははじめての参加でしたが、講師が長谷川恭久さんという事もあり、どうしても行きたかったので参加してきました。
長谷川恭久さんは、僕が生きている人の中で尊敬できる数少ない人のうちの一人で、いつもブログでその着眼点やまとめ方、プレゼンの際の立ち振る舞いとか声がとても好きな感じの方です。
今回参加して、色々思うところがあるというか、考えさせられる事が多くあったのでそれについて書いてみます。
ポイント1.人の話を聞く。ポイント2.人の話をもっと聞く
セミナーの途中で話されてた内容ですが、うまく物事を進めていく上で大切なポイントとして、「ポイント1.人の話を聞く。ポイント2.人の話をもっと聞く」という事を教えていただきました。
昔から、「話上手は聞き上手」といいますし、相手の気持ちやポジションで物事を考える事で、これまで見えてこなかった世界が見える可能性があります。
その為にも、相手の顔を見て、しっかりしゃべるという習慣をつけておく方がよいかなと思いました。特に提案する側としては、どのような相手に何を話すのかによって話す内容が異なります。
相手を見て、きちんと話を聞いた上で自分の話をしていくという事はかなり難しいですが、やってみる価値はおおいにあると思います。
尊重と共感
そして話の中でとても気になったのが、相手を尊重し共感するところまでは持っていこうという話です。
人はみな価値観が違うので、完全に一つの方向には意識を統一できないという事や、それでも仕事を進めていく中で「決める」大切さなどもあるという事、その為には双方を尊重し、話ができる状態にしておく必要があります。
話をする前提の部分ができていなければ、話その物ができないし意味のないものになります。
きちんと話をするために、その準備をしっかりして「納得はできなくても共感はできる」というところまでいけるような方法を模索していこうと思います。
公開しない意識共有用の可視化できるドキュメント
サイトやサービスの在り方や理想、目的などは目に見える形で共有した方がいいというお話が非常に興味深い話でした。
人は誰でも忘れるし、人それぞれで一つのキーワードでも受け取り方が違います。
同じ方向を見ているつもりでも、実際は少し上の方を見ていたり下の方を見ていたりしていて方向は同じなのに何か噛み合ないことっていうのはよくあると思うんですよね。
そういう部分も尊重と共感をする事である程度はカバーできますが、そのための準備として社内用に分かりやすく共有できるものを作っておくというのがいいなと思いました。
実際に話を聞いていないと何の事やら分かんない感じですが、話を聞いて思ったのはやっぱりもっと思いやりを持って人と接しないとあかんよねと思うんです。
そういう事を考えさせてくれるきっかけにもなったので、やっぱり行ってよかったなと思います。
余談
今回のセミナー会場はクリーク・アンド・リバー社のビルだったんですが、会場の入り口が開始時間に閉まっているということもあり、少し分かりにくい感じでした。
ただ、それをカバーするために、メインの通り、ビルの角、入り口の前と3人も誘導の方が配置されていて、迷う事なく会場への案内が行われていたのが素晴らしいなと思います。
こういう気配りや配慮があると、それだけでモチベーションがあがりますね。
とても勉強になりました。