ディレクターだらけのLT(ライトニングトーク)大会!でLTをしてきました。
Publish2015/07/22(水)
2015年7月18日(土)にメビック扇町で行われたイベント「ディレクターだらけのLT(ライトニングトーク)大会!」に参加して、LTをしてきましたので、そのことを書きます。
このブログを見てくれている方であればご存知なのかなと思うのですが、僕は基本的にはディレクターという肩書きではありません。
ディレクター的なこともしますが、それよりももっと広い範囲で動いているので、ディレクターとしての専門的なスキルは参加されている方に比べるとたいしたことないと思うので、今回は作る側や運営する側の視点から見て「こんな人がディレクターだったら嬉しいな」と思う人はどんな人だろうということを話してきました。
でも、ただそれだけでは面白くないかなと思ったので、どういう人がいいのかというのを自分なりに分かりやすくなるように考えたところ、「仮面ライダーだったら誰なのか?」で考えてみることにしました。
個人的にはそれがわかりやすいので、ベスト3を発表することにしました。
仮面ライダーから選ぶための事前準備。
とはいえ、なんの根拠もなく選んでも仕方がないので、まずは「よいWebディレクター」とはなんだろうということを定義してみました。
これは思いっきり僕の主観なので一般的ではないかもしれませんので、その辺はご容赦ください。
僕がこれは必要なスキルじゃないかと思ったのは以下の3つです。
スケジュールのこと、仕事を楽しくできるかということ、お金のことがクリアできていたらいい仕事ができると思います。
- スケジュール調整がうまい
- コミュニケーション能力が高い
- 価格交渉がうまい
また、リストアップする場合は後述のようにエントリーが多いので、消去法でも考えます。
こんなWebディレクターは嫌だなと思う以下の点を持っているライダーは省いていきます。
- 自分の力だけで解決しようとする
- 自分の力を過信している
- 計画性がない
- そもそも、人としてどうかと思うライダー
どれもこれも一緒に仕事をする上でデメリットにしかならないと思うんですが、これに該当するライダーは結構多いんですよね。リストアップする過程で考えてたら、結構人としてダメな感じの人が多いのが仮面ライダーだったりすることに気づくのですが、それはまた余談なので別の機会に。
それらを踏まえた上で、今回は劇場版を含む平成仮面ライダーシリーズのクウガからドライブまでの計105名のライダーがエントリーとなりました。
思っていたより多いです。もうちょっとで初代ポケモンに追いつく感じの勢いですね。
詳しくは下部の当日のスライドをご確認ください。
では、ベスト3を発表していきます。
3位。仮面ライダーW
3位は仮面ライダーWです。
Wといえば、左翔太郎とフィリップが変身する二人で一人の仮面ライダーです。
僕の中でもWはかなり好きな作品なので、その思い入れもありますが以下であげる点のようにディレクターとして必要なスキルのレベルは非常に高くて優秀だと思います。
フィリップの知識量と知的探究心は他のライダーの中でも突出して素晴らしいと思いますし、その欠けている部分を補っているハーフボイルドの左翔太郎との連携も素晴らしいですね。
何よりチームとして機能していることが前提になっているという点も見逃せません。
- 探偵という高いコミュニケーションが必要な職業。
- 協力者(ウォッチマン)とかと協力して捜査する協調性。
- いざとなった時に自分が身体をはる頼りがい。
- 劇場版でフォーゼとオーズにいいところを譲った件。
- メモリガジェットなどのツールにも強い。
- フィリップの絶対的知識量。
- Wと仕事をしたらすごく捗ると思う。
2位。仮面ライダー響鬼
2位は響鬼さんこと、仮面ライダー響鬼。
俳優の細川茂樹さんが演じたことでも話題になった、平成ライダーシリーズの中でも異色の作品の主人公が響鬼さんです。
余談ですが、僕は響鬼さんのことは本当にすごくて素晴らしいと思っているので、響鬼と呼びすてにせず「響鬼さん」と呼んでいます。
さて、その響鬼さんの素晴らしいなと思える点は「自分を鍛え続けるストイックさ」にあります。
響鬼さんといえば「鍛えてます。」、「鍛えてます。」といえば響鬼さんというくらい、自己研鑽を欠かさない姿勢は尊敬するしかないですね。
自らの姿勢を見せて、口でなく背中で語る感じは、圧倒的な安心感と信頼につながると思います。
作品でも仮面ライダー(この作品中では鬼でしたが)に変身する(変身できるようになる)ために必要なのが「鍛える」ということも影響していたとはいえ、その姿勢は本当に素晴らしいと思うんです。
そして、響鬼さんは「タケシ」という魔化魍討伐のための組織に属している仮面ライダーなので、基本的に組織の一員として動いています。
敵との戦闘では自らが先陣に立って戦い、事務所(お茶屋さん)に戻ってきてからはムードメーカー的な存在であったりと、チームを牽引する存在であることもディレクターとして素晴らしいのではないかと思うんです。
あと、明日夢という「これから」の人を育成しているという点も見逃せません。
今だけでなく将来の視点も考えて行動しいている様子も、チームのメンバーとしてこれほど心強いことはないと思います。
- ストイックに自分を鍛える厳しさ。
- 明日夢に見せた「任せて見守る力」。
- タケシという組織内でみせるポジショニングの力。
- 響鬼さんに任せれば大丈夫という安心感。
- ピンチを切り抜ける発想力と柔軟性、それを実現する力。
- 響鬼さんと仕事をしたら、何があっても大丈夫な気がする。
1位。仮面ライダーバース(伊達さん)
そして、僕の中でベストと思えるのがバースの伊達さんです。
並み居るメインのライダーではなく、サブライダーの伊達さんが一位だと思うのは、「総合力の高さ」です。
伊達さんは戦場で活躍していた医師で、その活動の際に頭を撃たれ、頭の中に銃弾が残っていて、その治療費の1億円を稼ぐために仮面ライダーになって活動していたわけですが、もともと戦場のような過酷な環境で働いていたタフさ、医師としての知識量の多さ、そして、その行動力は素晴らしいです。
また、治療をしたいと思う原動力も自分の怪我を治して戦地の子供達の治療を続けたいからということが根底になる点も心を打たれます。
目的のためであれば自分を犠牲にできるし、その姿勢や信念が崩れることもないというのはチームのメンバーからするととても頼れる存在なわけで、伊達さんがいれば大丈夫という自信にもつながります。
作品中でも、後任の後藤さんの育成や、チームとしての連携は素晴らしいものがありました。
また。バース自体がサブライダーということもあり、「バックアップを通してチームに貢献する」という姿勢はディレクターに必要な要素だとも思うんです。
そして何より、伊達さんは作品中でもムードメーカーでした。
厳しい状況でも、伊達さんがチームを盛り上げていましたし、伊達さんの笑顔を見たらそれで元気になれる感じとかは、他のライダーと比べてみても突出していると思っています。
「一緒に働いていて楽しい。この人となら安心して仕事ができる。背中を任せられるから思い切って行動できる。」こういう感情を持たせてくれるのが、伊達さんなんですよね。
- 医者というバックグラウンドを持つ多様性と柔軟性。
- 目的のために身体をはれる意思の力。
- 後藤さんを育てる寄り添う力。
- チームのムードを盛り上げる高いコミュニケーションスキル。
- 自分が主役に立たない時に主役を支える部分。
- 伊達さんと仕事をしたら絶対に楽しくできるし、ものすごく安心して仕事ができると思う。
まとめ
というような内容を5分で喋らないといけなかったんですが、やっぱり時間をオーバーしました。
喋ろうと思ったらあと20分くらいはいるかなという感じだったので、また機会があれば同じようなテーマで喋ってみたいと思います。
当日のスライドはこちら。