青森ITワーク調査モニターツアー参加レポートDay3:弘前の魅力
Publish2015/10/19(月)
青森ITワーク調査モニターツアーの3日目のレポートです。
この日は前日恐山に行ったこともあって、その分を取り戻すべくひたすら通常業務を行いました。
朝はホテルの部屋で、お昼前くらいからコンシスさんのワークスペースで黙々と作業に取り組みます。
僕の仕事内容であれば、打ち合わせとかでもない限りは電源とWiFiとこのMacがあれば成立するので、そこが揃っている場所であればどこでも仕事ができます。
弘前路地裏探偵団と弘前の街を散策
夕方までがっつり仕事をしたあと、夕方からは弘前路地裏探偵団というツアーに参加して、より深い弘前という街の魅力に触れました。
探偵手帳を片手に、弘前の街を散策します。
まず最初に紹介されたのが道の横にある流雪溝という溝。
雪が降らない地域では見かけないものですが、これは雪を捨てるための溝になっていて、簡単に開けることができます。
そこに水が流れているので、そのまま雪を捨てれば簡単に雪の処理ができるという雪国ならではの設備です。
弘前は都市部の中で日本で1、2を争う豪雪地なので、こういう設備が整っているというのが面白いですね。
その後、弘前中央食品市場へ。
入り口からすごく雰囲気があっていい感じです。
中のお店も美味しそうなものがたくさん並んでいて、ワクワクする感じです。
そしてこの商店街では、店主さんたちが暇な時間を使ってねぷたを自作しています。
こんな感じで針金でベースを作ってそこに和紙を重ねていくことで作っていくそうです。
最初はそこまでクオリティが高いものではなかったそうですが、長年作り続けていくことでかなりクオリティの高いものが作れるようになったということを聞き、かなり驚きました。
個人的にすごく面白いなと思ったのが、ロウの使い方です。
ねぷたは中から光を灯すので、その点を留意して製作する必要があるんですが、その際に鱗などの境界線は溶かしたロウを使って表現するそうです。
また、境界線として使用することで、和紙に色がにじむ際のストッパーの役割も兼ねているそうで、すごく勉強になりました。
市場で作成しているねぷたには変り種もありました。
これを見れば言わずもがなですね。
完全に妖怪のせいです。
妖怪ウォッチが子供に人気な影響で作っているようなんですが、結構色々作ってました。
武士ニャン下書きもすごくレベルが高いですね。
もちろん製作中のものもあります。
これはこれですごいですね。
すごくたくさんの妖怪ウォッチのねぷたを見てテンションが上がったわけですが、ここでお店の人たちと話していたら、僕の妖怪ウォッチうんちくが気に入っていただけたようで、展示してあったものを好きなの一つ持って行ってという妙な展開になりました(笑)
という事で、ちょっと意味がわかりませんがフユニャンをいただきました(笑)
今は自宅の居間に鎮座しております。
その後も散策は続きます。
ファッションビルを抜けた後に、弘南鉄道の中央弘前駅に行きました。
ここの駅舎がすごく雰囲気がいいところで、レトロな感じがたまりませんでした。
その後は川の横の道を歩いていると、先ほどの流雪溝の出口がありました。
流れた雪はそのまま川に流れていくわけですね。
この川の横の道もすごく雰囲気があっていい感じです。
参加したみんながだいぶテンション上がってきてる様子が感じ取れるかと思います。
あと、このツアーでは要所要所でクイズが出ます。
クイズに正解するとステッカーが貰えるんですが、このクイズという視点がすごくいいなと思います。
実際の街を歩いて教えてもらった事をヒントに、その事について思いを巡らせる事ができるので、街の文化を自分の中で咀嚼して考える機会ができているのが素晴らしいと思います。
その後も散策は続き、雪が多い街である弘前という街だからこそ発展した路地裏の中でも有名な鍛冶町・ゴールデン街を歩きます。
この雰囲気は実際に行かないとわかりませんが、すごくディープな空間ですね。
なかなか他の街では味わえないような世界観なので、弘前に行く事があれば弘前路地裏探偵団に参加してみる事をお勧めします。
弘前路地裏探偵団終了後は、参加したメンバーと今回のツアーの主催のコンシスさんの面々と打ち上げに。
海の幸も美味しい弘前の魅力を心ゆくまで満喫しました。
今回参加してみてわかったんですが、弘前では行く先々でりんごをもらいます(笑)
手土産で用意されているとかではなくて、普通にりんごのやりとりがそこかしこで行われている感じです。
楽しく飲んだり、なぜかイントロクイズで盛り上がったりと、夜遅くまで弘前の魅力を満喫した1日でした。