Web制作者のための仕事の作り方・向き合い方 in 大阪で登壇してきました。
Publish2015/07/13(月)
Update2018/10/08(月)
2015年7月11日に中央会計セミナールームで行われた「Web制作者のための仕事の作り方・向き合い方 in 大阪」で登壇してきましたので、今日はそのことを書きます。
今回のイベントは、以前福井で行われた「アップグレードふくい」の再演版なので、大きな流れは以前書いたレポートと同じです。
アップグレードふくいで登壇してきました。【参加レポート】
ただし、あれから時間が結構経っていたので、本質的な部分は変わらないながらも、各登壇者の皆さんが少しづつ改変版を差し込んできたのはさすがだと思いました。
当日のハッシュタグはこちらになるので、ここからその勢いとかを感じ取ってもらえると何よりです。
結構たくさんツイートされてたのでまとめました。
#fortunaweb02
参加のレポートは参加した皆さんにお任せして、今日は登壇側の視点で今回のイベントのことを振り返ってみようと思います。
今回のチャレンジした部分の意図と反省点
今回再演版ということもあって、内容は少し追加したりはしてましたが、前回と大きく趣向を変えたのは「エンターテイメント性」を出していこうという部分です。
具体的に何をしたかというと、それぞれの登壇者が自分で「これだ!」と思えるテーマソングを選んで入場曲に合わせて入場するスタイルにしました。
これは、登壇者全員が「プロレス好き」という共通項があるということがきっかけではありますが、一番大きいのは参加した皆さんの気持ちを少しでもほぐすというか、楽しんでもらえたりするような雰囲気を作りたかったというのが一番の目的です。
取り方によっては「自分は何もできてないな」とか凹んでしまう可能性もあるんですけど、そういう風に思ってもらいたくてやっているのではなくて、これから先の生き方に何かプラスになるような機会が作れたらいいなという部分がメインだったりするので、箸休め的にネタ要素を入れた感じです。
とはいえ、登壇者はプロレス好きなのでわかりますが、参加者の皆さんには「入場曲ってどういうことだ?」みたいなどよめきが起こったりと、少しチャレンジしすぎたのかもしれません(笑)
ぼくの場合は、WWEの入場曲の中でテンションが上がるベスト3のうちの一つの「DX」の入場テーマでの入場だったんですが、会場のどのくらいの数がそれであるとわかったかと言われるとかなり難しかったかと思いますが、反省はしていません。
あと、DXといえばバスーカだったんですが、さすがにそれは持ってないし持ち込みこありえないので、似たような感じで水鉄砲(もちろん中身は入っていない)を持って行きましたが、「この人なんで水鉄砲持ってきたん?」という視線をビシバシ感じました。
そのあとの猪木のモノマネも含めて、かなりダダ滑りでしたが、それもいい経験になりました(笑)
ただ、入場曲のボリューム調整とかタイミングを全て坂本さんにお任せしていたので、その辺ですごく迷惑をかけてしまったのと、リングアナ的なアナウンスの係りがいた方がスムーズだったしプロレスっぽいなと終わってからの話で反省してました。
次にやるときには、その辺をもっとブラッシュアップしてやろうと思います。
あと、会場の関係でできませんでしたが、個人的には「毒霧」も吹きたかったなとは思いました。実現の可能性は限りなく低いですが(笑)
話がだいぶそれましたが、なんにせよ登壇するメンバーはかなり楽しんでやっていたので、その楽しもうという雰囲気が会場に伝わっていたのであればよかったと思っています。
今の段階で次の再演の話はまだ決まっていませんが、多分他の県でやっても面白いと思うので、興味がある方は相談していただければ検討したいと思っていますので。
やっぱりやってよかったビアバッシュ。これが今回の総括と言える内容になったと思っています。
そして今回は、本編終了後にビアバッシュ形式で登壇者を囲んでトークセッションを行いました。
これは今回のテーマでもある「実践力」の部分のトリガーになる機会だとぼくは思っていて、セミナーで聞いた内容をより自分の感覚として意識するようになるためにすごくいい機会になったんじゃないかなと思っています。
というのも、4人の話は結構みんな根本の部分は同じだったりするのですが、それぞれの立ち位置やスタンス、切り口などは結構違うんですよね。
セミナーとしては、芯の部分が同じなので全体を通して聴いたときにすごく一本筋のような感じで綺麗にまとまっていたように思うんですが、これを参加者の方が「自分のこととして考えて、自分の場合はどうしよう」という、一歩踏み込んで実践する場合に少しの「後押ししてくれる感じ」とか、「これでやってみよう」という部分に意識を持っていくのが「話を聞いたあとの熱が冷めないうち」が一番いいと思うんです。
そういう意味でいうと、話を聞いて、お酒を飲みながらリラックスした感じで話の内容を振り返ったり、自分の場合だとこうしようかなと思うという話を他の人と話すということで、よりしっくりくるようになってくると思うんです。
さらにもう一歩踏み込んで考えるためには、そのタイミングと時間がいると思うんです。
今回のビアバッシュがまさにそのための時間で、参加者同士でも話が盛り上がっていてより「実践」しようというモチベーションを得るためのいい時間になっていたと思います。
「実践力」を得るというのは、自分一人の力では難しいのですが、そこに他の人が入ることでより強い力になると思います。
河合さんのセッションで話されていたコラボレーションの話などが特にそうで、自分だけで考えるよりも他の人の意見を聞いて気付き、そこからお互いが高め合えるような螺旋を作っていくというのが理想です。
実は、今回のビアバッシュ中に参加者の方で「ブログをやっぱり続けてやっていきたいと思っている」方が何人かで、「週1でブログ更新する会」というグループを立ち上げられました。
きっかけはぼくがセッション中に話していたことではありますが、ビアバッシュという場所によってできたというか、ビアバッシュの場所がなければきっとできていないグループなんですよね。
こういう相互作用的なことがそこかしこで起こってくるということ自体で、ビアバッシュはやってよかったなと思いました。
おまけというか補足というか
このような感じで、やっぱりやってよかったし、参加した皆さんのモチベーションアップにつながるいいきっかけになってもらえたんじゃないかなと思っています。
参加された方向けには今回のスライドはお渡ししますので、参加された皆さんでブログに興味を持っていただけた方は活用してみてもらえると嬉しいです。
参加者特典にはしたいので全部は公開しませんが、参加されていない方でもちょっと興味を持ってもらえると嬉しいなとは思っているので今回のスライドはslideshareに一部公開版という形で公開しておきますね。
当日のスライド(簡易版)
あと、こうやって前で喋ったり、ビアバッシュの時にも喋ったのも含めて、今回のテーマは「実践力」だったので、ぼくとしては参加者の皆さんがブログを書いてくれたらそれが一番嬉しいわけです。
そして、さっそく参加者の角南さんが記事を書いてくれました。
角南さんのように、自分の状況と今回の内容を噛み砕いて自分にあう形で吸収してくれたら、最高ですね。
他の方の記事も公開されたら追加しますので、公開されたら是非教えてくださいね。
追記。
やばいくらいにうれしいんですけど、参加者の皆さんから続々と感想記事がアップされてきております!
- 「Web制作者のための仕事の作り方・向き合い方 in 大阪」が終了しました
- WebのためのWeb以外 ー「Web制作者のための仕事の作り方・向き合い方 in 大阪」に参加して
- これからのWeb屋としての自分について考えてみた
- ブログはじめます
- 「Web制作者のための仕事の作り方・向き合い方 in 大阪」セミナーに参加してきたよ!
- 三度目以上の正直でブログをはじめようと思った理由
- 「Web制作者のための仕事の作り方・向き合い方」に行ってきて考えたこと。
さいごに。
いろいろよかった点とか反省点とか書きましたが、その辺のことは一切置いといて、本当に感情だけで一言言えば「めちゃくちゃ楽しかった」というのが、一個人としての感想です。
以下の写真が終了後の記念撮影なんですが、これを見て貰えば一目でわかるように「最高だった」んです。
本当に楽しかった。また別のところでもやりたいなと、そう心から思える素晴らしい時間を過ごせました。
主催の坂本さん、色々本当にありがとうございます。進行役とかまで押し付ける形になってすいません…。
話の内容も具体的な実例で話されているのですごく分かりすくてよかったです。
河合さんのお話は、福井で聞いた時からすごく面白くて、絶対大阪の制作の人たちにも聞いて欲しい内容だと思っていたので、すごく嬉しいです。
山川さんのお話は、本当に勇気をもらえる内容で、一つのことだけにこだわらない柔軟性とか可能性を感じるお話でした。
今回スポンサーになっていただいて、景品までご用意いただいたKWCの神森さん、いつもすてきな笑顔で今回こういう形でお話ができてすごく楽しかったです。
受付をしていただいた坂本さんの奥さんとなかしずさんも、いつも本当にありがとうございます!
会場を用意していただいた中央会計さんも、本当にいつもお世話になってます。ありがとうございます。
そして参加していただいた皆さん、暑い中お越しいただいて本当にありがとうございました。
これからの参考に、何か一つでも役に立てていただければそれに勝る喜びはありません。
みなさん本当にありがとうございました!