CSS Nite in KOBE, Vol.35「EC事業者 x ウェブ制作者が、今あらためて思考すべきこと 〜ビジネスを加速させるために越えるべき壁〜」に参加して思ったこと #cssnite

Publish2018/07/25(水)

CSS Nite in KOBE, Vol.35「EC事業者 x ウェブ制作者が、今あらためて思考すべきこと 〜ビジネスを加速させるために越えるべき壁〜」に参加して思ったこと #cssnite

2018年7月21日(土)に新神戸のplug078 コワーキングスペース スタジオで行われたCSS Nite in KOBE, Vol.35「EC事業者 x ウェブ制作者が、今あらためて思考すべきこと 〜ビジネスを加速させるために越えるべき壁〜」に参加してきました。
最近はあまり表立った行動をしておらず、セミナーへの参加も結構久しぶりだったんですが、行ってみて本当に面白かったので、たまにはこうやって足を伸ばしてセミナーとか行かなあかんなとか改めて思いました。
なお、当日は灼熱の暑さで頭がぼーっとしていたためか、それとも久々の新神戸だったからなのかも分かりませんが、思いっきり道に迷って汗だくになりつつ遅刻をするという体たらくでした。
吉村さんの話を最初から聞きたかったなーと思っていましたが、フォローアップで動画を見ることもできたので、この辺の気遣いがすごくいいなと思ったのは余談です。
では本編。

Session1「ECよ、今こそ 八百屋さんの商いに学べ 〜過渡期に突入した イーコマースで生き残るために最低限 必要な6つのこと〜」

最初のセッションは吉村さんのセッション。
当日遅刻したので前半部分を見ていませんでしたが、フォローアップで動画を見たので最初から見ることができました。
このセッションは、これから続く4つのセッションと最後のパネルディスカッションのための布石という位置づけの内容ではありましたが、ECとはなんぞや、そもそもモノを売るというのはなんぞやという本質的な部分に対するお話でした。
個人的にすごく面白いなと思ったのはその着眼点で、八百屋さんというわかっているようでわかっていない職業にスポットを当て、そのビジネスの考え方や戦略を紐解いていくことでECとはどういうものなのかがわかりやすく説明されていたという点です。
また、最初に「これは漫談です」といっていたのも納得できるくらいの軽快な語り口で、非常にテンポよくセッションが進んでいたのも印象的でした。
ビジネスの核となる部分を改めて考えるきっかけになった非常にいいセッションでした。

Session2「商品とデザインの関係性 〜デザインを考える前にすべき商品力のアップ〜」

2つ目のセッションはプリンシプルの村田さんによるセッションでしたが、タイトルにあるようなデザインに関するセッションかと思いきや、デザインの前段階の話が中心のセッションでした。
内容的には、実際にECを使って事業をしている実体験からくる言葉に説得力があるなということと、きちんと物事を理路整然と分析して解説している様子が印象的な非常に理知的なセッションでした。
内容も非常に参考になる部分が多く、中でも一つの商品を作るというプロセスをどのように考えているのかということが村田さん視点で見れるというのは個人的に面白かったです。
あと、村田さんが信じるものでもある本質へのこだわりが随所に感じられるセッションでもありました。
こういう姿勢も非常に勉強になるなと思いました。

Session3「『熟考』:今と未来と、売上とブランディング 〜EC担当者っていうサラリーマンの話〜」

3つ目のセッションはフランツのナカバヤシさんのセッション。
ナカバヤシさんは、今回の登壇者の中で唯一のサラリーマンということだったわけですが、本人も言っていたようにいわゆる一般的なサラリーマンという感じの話ではありませんでした。もちろんいい意味で。
2つ目の村田さんが理論で展開しているのに対して、ナカバヤシさんのセッションは感情に趣を置く部分が多く、これはこれで多面的で面白いなと思います。
セッション中に言っていた「こういうセミナーで得たブランディングノウハウを、そのまま自社で使っても意味がない」という意見にはすごく同意です。
そして、話に聞いたことを踏まえてそれを自分の頭で咀嚼してから使うようにするというのも非常に納得できました。
業種業態や会社規模、会社で働く人やお客さんの属性などを考えると、人が使ってよかったからと言って自分たちがそのまま真似して同様の効果が得られるわけはないわけです。
そういう意味で「熟考」というのが、今回のセッションを一貫して刺さるキーワードだったと思います。
バナーの話とかも非常に面白くて、参考になりましたが、これは参加している人だけの特典かなと思います。

Session4「EC事業者が自滅しないために必要な業務カイゼン 〜ウェブ制作者だった私がサイトを作らずに利益を増やした話〜」

4つ目のセッションはTDこと多田さんのセッション。
僕が今回このCSS Nite in KOBE, Vol.35に来ようと思った一番の理由は多田さんの初登壇という舞台だったからというのも大きくて、始まる前から楽しみにしていました。
久しぶりに会う多田さんは体は一回り大きくなりましたが、話す内容は以前から多田さんが行ってきた活動の集大成とも言えるような非常にロジカルで、かつ実務に即した生の声という感じのセッションで、非常にユニークで面白い内容でした。
デザイナーとかが集まるところではあまり出てこない黒い画面(この表現懐かしい)が出てきたり、aiのデータをjsで動かして画像を自動生成させたりと、あまりよくわかっていない人からすると魔法のようなセッションだったんじゃないかなと思いました。
あと、デモとしてその様子を見せるということをやってみたりと、初登壇とは思えない思いっきりのよさもよかったと思います。
個人的に一番のツボだったのは、黒い画面でタスクを走らせているデモをしているときに、話のほうが先に終わってタスクだけが動いているときに「じゃあちょっと待ちましょうか」といったところ。
「いやいや、待つんかいw」と思わず心の中でツッコミを入れつつ、笑いを堪えるのに必死でした。
この辺の空気感が多田さんらしくて、非常にハートフルなセッションだったので、すごくよかったと思います。

Session5「生存競争に生き残るための「EC事業者×ウェブ制作者」という思考と志向」

5つ目のセッションは大月さんのセッション。
これまでのセッションがどちらかというと実務よりな内容の話でしたが、このセッションは要約すると「EC事業者とweb制作会社が歩み寄っていったほうがいいんじゃないの」というテーマのお話でした。
このテーマで話すのは45分という中では難しいだろうなと思って聞いていましたが、そこは流石に大月さんだなという感じで上手く45分にまとめられていました。
EC事業者とweb制作会社の間には、よくわからない見えない壁のようなものがあるなーというのは僕も個人的に感じていて、その正体もなんとなくはわかっているつもりではいたわけですが、それをうまく言語化させているあたりは流石だなと思いましたし、それをふまえた上で更に先を見据えたお話だったので、この話を聞いて自分もまだまだ考えが浅いなと反省しました。
大月さんは、Twitterなどを見る限りでは辛口なイメージになりがちですが、主催の岡田さんもお話されていたように実際にあって話してみるとすごく人当たりがよくて、芯はあるけど優しさもある感じで凄く人間的に魅力のある人で、今回のセッションでもそういう人間性の部分というか、優しさの部分が随所にあって本当にいいセッションだったと思います。

Session6【パネルディスカッション】「EC事業者 x ウェブ制作者が、今あらためて思考すべきこと」

最後のセッションは、個人のセッションが終わったあとの登壇者全員で話をするパネルディスカッションだったんですが、このパネルディスカッションもすごく面白い内容でした。
まず、通常のパネルディスカッションと異なり、席の配置が登壇者の席を中心に参加者が取り囲むような形になっており、登壇者を中心とした全体で話をするような空気感があって新鮮でした。
また、この時点でビールを飲みながらざっくばらんに話をしようということになっていたので、僕もビールを片手に話を聞いていました。
アルコールが入っているから、結構本音に近い話や、「それは言わんほうがいいんじゃないん」というようなダークグレーの話まで、和気あいあいと話す空気感が素敵でした。
また、通常のCSS Niteではまずありえないだろうあんなことやこんなこともあって(詳しくは書きませんし書けませんので、察してください)、色んな意味で楽しい時間でした。


パネルディスカッションの様子を吉村さんのツイートでみたらわかりやすかったです。なお、右下に僕がいました(笑)

まとめ

最後のセッションが終わったあとは、懇親会にも参加してパネルディスカッションの続きの話をしたり、参加者の方々と話をしたりして楽しい時間を過ごせました。
今回のセミナーで一番考えたこととしては、最も根深い問題としてある「日々の業務に忙殺されてスキルをアップデートできない問題」がかなり深刻だなと思いました。
EC事業者の場合それが顕著で、数年前まで最前線のweb制作者として活動していた人でも、EC事業者になり、通常業務をこなしているとwebの最新技術などを追う時間がなくなっていき、気づけば当時のスキルセットでなんとかしているだけの状態になってしまっているという話は結構ショッキングでした。
もちろん不勉強なweb制作者でも同じような状況にはなりますが、問題はスキルをアップデートするための時間を捻出することが難しいという構図的な問題にあり、個人の問題ではなく会社などが改善していく意識をしていかないとどうにもならない問題だったりする点もかなり大きなポイントだと思います。
そういう点で、大月さんの提示した「EC事業者とweb制作会社が歩み寄っていったほうがいいんじゃないの」という姿勢は一つの正解を示したような気もしますし、僕のこれからの動きの一つとして同業だけでなく、ECの人たち向けのサービスなども行っていったほうがいいような気もしています。
詳しくはこれから詰めて考える必要はあると思いますが、そこにある問題の根深さを考えると、何かしら動きたいなと思わせてくれるきっかけにはなりました。
といった感じで、楽しい時間のなかにも学びがあり、またこれからの姿勢も含めて考えさせられることも多いとても有意義な時間でした。
主催の岡田さん、登壇された吉村さん、村田さん、ナカバヤシさん、多田さん、大月さん、スタッフの皆さん、参加者の皆さんとてもいい時間をありがとうございました。

記事の著者:ふにすでぐち

ふにすでぐち

1978年生まれ。企業のWeb活用をテーマに、Webサイトの運用を中心とした戦略的な企画立案、サポートやWebサイトの構築などを行っています。
5年間のWeb制作会社勤務後、2年間のフリーランスで「フニス」として活動後に法人化し、2012年7月「ふにす株式会社」を設立。
Web活用の情報や考え方などを発信するブログ「ふにろぐ」を不定期で更新しています。
2015年11月より大阪府高槻市に「ふにすWeb相談所」を開設。
地域の方々に気軽にWebのことを相談できる場所として、より多くのWeb運用の問題解決をするために活動しています。
また、不定期で大阪を中心にWeb運用やブログなどをテーマにしたイベント「ふにセミWS」を開催しています。
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