CSS Nite LP, Disk 30 「直視しない人が多いけど、軽視できない仕事とお金の話」に参加してきた感想
Publish2013/10/30(水)
先週末は東京で行われたCSS Nite LP, Disk 30 「直視しない人が多いけど、軽視できない仕事とお金の話」Pt.2に参加してきました。
CSS Nite LP, Disk 30 「直視しない人が多いけど、軽視できない仕事とお金の話」
このイベントは前回の一回目も参加して2回目もめちゃくちゃ楽しみにしてたんですが、やはり行ってよかったですね。
前回のことも踏まえて、今自分がやることがはっきりしました。
このことについては後日ブログで発表しますのでお楽しみに。
今回のもくじ
- はじまる前の色々
- 鷹野さんのセッション「仕事が生まれるメカニズム、ビジネスを継続していくチカラ」
- 野田さんのセッション「デザイニング・バランスシート〜中小企業が会社を育て、経営を安定させるためのお金との向き合い方」
- 中居さんのセッション「もうWebサイトは作らない。」
- 中川さんのセッション「97年、27歳の時に起業した、アンティーというWeb制作会社の話」
- 志水さんのセッション「お金は「稼ぐ」より「使う」?!〜感動のチームビルディングと未来への投資」
- まとめ
はじまる前の色々
では本編。会場は前回同様ベルサール九段で、とてもきれいで広い。
長丁場になるので会場の設備はすごく重要です。
その点は全く心配もなく、前に座ってた優しい人が延長コード使わせてくれたりとかもあってすこぶる快適。
隣の席には、前回と同じく角南さんがw
角南さんはいつも素敵なブログを書いておられるんですが、今回も自身の視点でとても良くまとめられている素晴らしい記事でした。
そのブログがこちら。
経営を学ぶということ(CSS Nite LP 30に参加して)
セッションは全部で5つあるので、それぞれのセッションで自分が思ったことを書いていきます。
詳しい内容については基本非公開なので省きます。
鷹野さんのセッション「仕事が生まれるメカニズム、ビジネスを継続していくチカラ」
このお話はさすがにご自身のポジションと役割をよく考えておられる鷹野さんらしいお話でした。よく言われていることですが収益の柱を分散させるとか、1つに依存しない収益構造とかも改めて考える必要があるし、実例として鷹野さんの会社の構成比率を見れたのも非常によかったです。
あと、仕事を生むために何が必要かっていう部分を再度考えて、この話を聞いたから次に自分が何をするべきか、自分に求められているものは何なんだろうかっていう事を考え直しました。
「他人の靴をはく」っていうのをもう一度自分なりに考え直してみようと思い、今後の一つの方法として自分に留めておきたいと思います。
野田さんのセッション「デザイニング・バランスシート〜中小企業が会社を育て、経営を安定させるためのお金との向き合い方」
野田さんのお話はすごく数字のおはなしでして、制度的なことの再確認や値決めの事などかなり現実的なお話でした。
ただ、概念的な部分で2つこれはって思うところがありました。
1つ目が、自分が死んだ先の相続税が子供にいくことを考える。ってこと。
これはかなり目から鱗で、実際相続税かかるほど儲けてなどいないので、杞憂に終わる心配かもしれませんが、自分が死んだ時のことっていうのは考えておかないとなと思いました。
今はまだおっさんですが、そのうちおじいさんになっていずれ確実に死ぬので、その時に子供や妻に迷惑がかからないように準備をしておこうと思います。
2つ目が非常に重要なんですが、しゃがむこと。
これは最後の志水さんのセッションでも似たような言い回しででてきた言葉で、閉塞した現状を打開する鍵だと思います。
膝が伸びきってたら飛べないっていう表現がすばらしくイメージしやすい表現で、思わず「おお!」ってぼそって言ってしまいましたw
中居さんのセッション「もうWebサイトは作らない。」
中居さんの話はかなりぶっ飛んだ内容で、そもそもの前提の部分を考えなおしてもいいんじゃないかって思えるくらい刺激的なお話でした。
その中で自分として面白いなっていう風に思ったのは、今中居さんが成功しているベースになる部分が制作会社として培った部分にあるっていうところで、何かをなすっていうのが結局は全て自分がやってきた事の延長線上にあり、その先になる部分は先にならないとやっぱり分からないから、今自分ができる事をやるっていう事かなと思います。
僕自身は受託の制作を続けるつもりで、どっちかというとそれをやっていきたいと考えている方なので、完全にお手本にするっていう事はないんですが、いろいろな考え方のヒントになる貴重なお話でした。
中川さんのセッション「97年、27歳の時に起業した、アンティーというWeb制作会社の話」
中川さんのお話はやっぱりというかとっても面白い話でした。
内容もおもしろいですが、やっぱりキャラがたっているので、話自体が面白い。
なのでついその面白さに目が向かいがちですが、内容はとても考えるところがありました。
クオリティを保つ唯一の方法はゴミを出さない、いいものを出す事も重要だけど、悪いものを絶対に出さないっていうところとか、過去の栄光にすがらず、常にチャレンジし続ける姿勢とかも見習いたいと思いました。
マインド/佇まい/行動が自分を他人が評価してくれる指標になるとかはかなりずしんと響きました。
志水さんのセッション「お金は「稼ぐ」より「使う」?!〜感動のチームビルディングと未来への投資」
志水さんのお話は最初から最後までそれが一つのショーであるかのような演出で、かなり印象の強いお話でした。
投資の重要性はいろいろな人から聞いたりしますが、実際の例として聞くとやはり分かりやすいししっくりきます。
「自分で物が作れるので投資に対する感覚が薄い」っていう部分もすごく共感できて、とても分かりやすかったです。
野田さんのお話でもいわれていた、「暇を作る覚悟」っていうのも、新しい行動を起こすにはやはり自分が動ける状態に持っていく必要があるわけで、まずはそこからかなと思うわけです。
そして最後に言われてた「経営理念と行動指針、経営方針の結果がお金で、お金が理由ではない。」っていうフレーズは前回と今回を象徴する言葉でした。
捨ててはいけないものを決めて必要ないものを捨てる基準も、自分が何のために何をするのかっていう部分ありきなので、そこは絶対に忘れないようにしようと心に刻みました。
まとめ
そんなわけで楽しくもあり、考えさせられる事もありで大満足の内容でした。
聞いた話を自分なりに落とし込んで実践する事が重要なので、聞いただけで満足せずに次の行動に移します。
今年は今回の件も含めて東京以外実は行ってなくて、年の頭に考えていた感じとすごく違う残念な感じなので自分としては非常に不本意な感じな訳ですが、そのかわり東京では色々刺激的なお話を聞く事ができたのですごく満足しています。
年末にもう一度東京に行くので、その時もより多くの刺激を吸収できるように心構えと準備をしてがんばりたいと思います。