青森ITワーク調査モニターツアー参加レポートDay4。「誰もが使えるWebコンテンツのつくりかた」参加レポート

Publish2015/10/20(火)

青森ITワーク調査モニターツアー参加レポートDay4。「誰もが使えるWebコンテンツのつくりかた」参加レポート

青森ITワーク調査モニターツアーの4日目のレポートです。
4日目の土曜日は、青森市で開催されるセミナーの「誰もが使えるWebコンテンツのつくりかた」に参加して、地元の方々と交流をするという事がメインイベントでした。
セミナーは14時からだったので、その前に弘前市りんご公園に立ち寄りました。

りんご公園

このりんご公園では、りんご農家の方の説明でりんごについての事を教えてもらったんですが、これがまたびっくりするほど知らない事だらけでした。
例えば、日本で一番生産されていて、農家の方も一番美味しいと口を揃えていう「ふじ」という品種があるのですが、このふじのりんごの中にある種が10個あり、その全てが遺伝子が異なるため、例えふじから取った種であっても、育ててもふじにはならないという話とかです。
その話を聞いたら普通に「じゃあどうやってふじは増えているんだろう?」と思うわけですが、実際どうやって増やしているかというと、ふじの木を接木して増やしているというのです。
接木という言葉を聞いた事がなかったのですが、これがすごく面白くて、なんとりんごではない他の植物の根にふじの木をくっつけて増やすらしいんです。
ちょっと言っている事の意味がわからないかもしれませんが、根っこは別の植物で、上の部分だけりんごになっているという事なんです。
しかも、ふじは一本しかなくて、最初に作られたその木からどんどん増やしていって今のシェアになるまでりんご農家さんが作り続けてきたというから尋常じゃないという事がわかります。
りんご農家の方が言った「りんごの果樹園は自然なんかではなく、全て人間の手によって管理されている状態」というセリフが全てを物語っているかと思います。
このふじの話以外にも、りんごを安定して収穫する方法とか、美味しいりんごのつくりかたとか、これまで全く知らなかった話がたくさん聞けてものすごく勉強になりました。
この公園には、ふじの準原木もあるので見学できるんですが、この話を聞いた後に改めて見てみると、心にくるものがあります。

ふじの準原木

今回のイベントのFacebookページでもその様子がアップされていました。

りんごの奥深さについて学ぶ参加者の皆様。

Posted by 青森itワーク調査モニターツアー on 2015年10月16日

あと、この公園ではりんごから作るお酒のシードルの蒸留所もあり、試飲する事もできるので試飲してみました。
初めて飲んだんですが、フルーティーで口当たりもよりとても飲みやすい感じでした。
ラベルなどのデザインも地元のデザイナーがしているらしく、地域として力を入れて取り組んでいるという事が伺い知れます。

シードル

公園を一望できる展望台のような丘からは、地元の人たちにとって一番親しみがある岩木山がよく見えます。
当日も近所の幼稚園児たちが遊びに来ていたりして、公園自体が地元の人たちにも愛されている事がよくわかりました。

岩木山

誰もが使えるWebコンテンツのつくりかた

公園散策後に、弘前から青森に移動して今日の一番の目的のセミナーへ向かいます。
今回のセミナーでは以前大阪で参加した「Webアクセシビリティの学校 in 大阪」で聞いた植木さんの話をもう一回聞く事ができました。
内容と感想はほぼ前回と同じなので、過去記事を読んでください。
Webアクセシビリティの学校 in 大阪に参加してきました。

書いてて気付きましたが、この書き方だと植木さんのセッションから何も得るものがないようなイメージになるので補足しますが、毎回植木さんがお話ししているのは「基本をしっかりしよう」という内容になりますので、「最新のトレンド」のようなものではありません。
基本をしっかりと抑えることで、アクセシビリティも考慮したサイトにすることができるという視点でのセッションになります。
この部分はすごく基本的かつ重要で「やることは特別なことではない」というメッセージでもあります。
その点が重要なので、それを踏まえて過去記事を読んでもらえると尚良いかと思います。

植木さんのセッション後、高森さんによる「見かけに惑わされちゃダメ。 実例で考えるアクセシブルにしたいUXデザイン」の話を聞きました。
この話がすごく面白くて、全国各地で障害を持つ方にiPadの使い方などを教えてきた高森さんならではの、知見に満ちたお話がとても勉強になりました。
なかでも「目が見えないからこういう使い方はしないだろう」と思い込んでしまう事によって色々と発生している不都合がある事などはまさにハンマーで頭を殴られたような衝撃でした。
視覚障害を持つ方がライブカメラを活用している話とか、普通の発想では思いつきませんが、言われていれば確かにその通りだなと思う事だったとかもあり、もっとその人の立場になって考えるという事を深く刻む必要があるなと感じました。
細かい点で言えば以下の点などが気になりました。

  • パララックスとLPが使い方によっては非常に使いづらいページになる可能性がある
  • ピンチインとGoogleMapの埋め込みでどハマりする
  • タブの存在への認知とtarget=_blankの事
  • ロールオーバーで表示させるサブメニューの問題点
  • 物理ボタンが必ずしも万能であるとは限らない

セッション後のライトニングトークの時間もすごく楽しくて勉強になるとてもいいセミナーでした。
青森のセミナーはすごいいいという話はずっと前から色々な人から聞いていましたが、その理由もなんとなくわかったと思います。
見習うべき点がたくさんある、素晴らしいセミナーでした。
セミナー終了後は会場内で懇親会、その後の2次会も参加してすごく楽しい時間を過ごせました。

記事の著者:ふにすでぐち

ふにすでぐち

1978年生まれ。企業のWeb活用をテーマに、Webサイトの運用を中心とした戦略的な企画立案、サポートやWebサイトの構築などを行っています。
5年間のWeb制作会社勤務後、2年間のフリーランスで「フニス」として活動後に法人化し、2012年7月「ふにす株式会社」を設立。
Web活用の情報や考え方などを発信するブログ「ふにろぐ」を平日毎日更新中。
2015年11月より大阪府高槻市に「ふにすWeb相談所」を開設。
地域の方々に気軽にWebのことを相談できる場所として、より多くのWeb運用の問題解決をするために活動しています。
また、不定期で大阪を中心にWeb運用やブログなどをテーマにしたイベント「ふにセミWS」を開催しています。
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