来店系イベントを成功させるためのWebでの集客

Publish2014/10/24(金)

Update2016/01/02(土)

来店系イベントを成功させるためのWebでの集客

先日お客さんと打ち合わせをしていた際に「どうやれば来店系のイベントでWeb上から集客できるか?」というテーマで色々と話しました。
話をしていて色々思うところもあったので、一部ですが取り出して書いてみようと思います。
書いてたら長くなったので見出しをつけておきます。

来店系のイベントは敷居が高い?

まず、基本的に来店系のイベントはWebだけで集客するのはかなり難しいタイプのものになります。
期間やタイミングなど、参加者側が負担するものが多いので当然ですよね。
そこで考えなければいけないのは、「参加したくなる」イベントをしっかりと考えて企画するという事。
そのためには、参加者が負担するものを考えて、その負担があったとしても参加することにメリットがあると考えてもらう必要があります。
まずは具体的に、参加者の負担を洗い出してみましょう。
例えば

・参加日時のスケジュール確認と調整
・参加費用
・会場への交通時間と交通費
・参加によってスケジュールが変更になった場合の代わりの時間の確保と調整

とかがあると思います。
主に時間とお金です。参加者は時間とお金を使ってイベントに参加してくれるという事は忘れないようにしなければいけません。

参加者の気持ちとメリットを考える

ではその負担を超えて提供できるメリットとは何になるでしょう。
参加者が具体的なメリットがイメージできなければ、参加するための動機にはなりません。
参加してもらうためには、参加するメリットを参加者に感じてもらう必要があります。

ここまでで気付くと思いますが、Webで集客しようとしていたとしても、結局はイベント自体の魅力が人を集める最大の要因だということです。
Webはあくまで手段でありツールで、イベントというコンテンツ自体が最も重要です。
ここがしっかりできていなければ、どれだけうまく広報してたくさんの人に見てもらっても意味がないと言ってもいいかもしれません。

まずはメリットを明確に打ち出して、参加してもらうための気持ちを高めましょう。
イベントの企画ができたら、そこからはじめてWebを活用できるステージになります。

Webを活用するメリットと目的

イベントの告知体系を考える前に、そもそもWebのメリットとは何になるのかを考えてみましょう。
まずはWebは距離と時間を縮めてくれるツールです。
遠くに離れている人にもリアルタイムで情報を届ける事ができるというのは、他のツールでは実現する事ができないと言っても過言ではない強力なメリットです。
また、双方向性という部分もWebのメリットです。
Webを通してやり取りを行う事ができるのは、旧来のメディアではなかなか実現する事ができない事でもあります。
それらのWebだからできる事をうまく考えて取り入れ、活用する事によってイベントを多くの人に知ってもらい参加してもらう事が目的になります。

Webでどう見せるか?

まずはイベント告知に欠かせない告知ページについて考えましょう。
告知ページはWeb上でイベント自体を知ってもらうための大切な役割を持っています。
このページで「イベントがどういう内容のものか」「参加するとどんなメリットがあるのか」が伝わらなければ、参加してもらえる事はないというくらいの意気込みは必要です。

そのため、「わかりやすく」ページを構成する事は必須で、参加する事で得られるメリットを大きく場所をとって紹介する事が大切ではないでしょうか。
「イベントに参加することでこう変わる」という事が伝われば、参加する動機になるでしょう。

あと、講師の方をお呼びしている場合は講師の方の顔写真やプロフィールなどもきちんとできるだけ多めに出しましょう。
「この人の話を聞いてみたい」という理由も参加するための大きなポイントです。

セミナー紹介の文章については、以前も紹介したCSSNiteの鷹野さんの記事を読んだ方が分かりやすいです。

参考:セッション概要(セミナーの紹介文)の作り方について

やっぱり告知経路が重要

告知用のページが出来たら、次は告知経路を考えます。
どれだけ分かりやすい内容の告知ページだったとしても、人に見てもらえなければ参加してもらえる事はありません。
来店系のイベントを成功させるための一番重要な要素はやはり告知経路です。
今回は広告を使うパターンではなく、SNSを通じて集客を行う場合を考えてみましょう。
まずは知人や友人など、こちらの事を知っている人たちにイベントに来てもらえるようにというところを考えます。
理由は簡単で、SNSで繋がっているためある程度同じ属性の人がいるという事があり、イベントへの興味や関心が高い可能性が考えられるためです。
また、興味や関心がなかったとしてもまず見てもらえる確率があるので、作成した告知ページ次第で興味を持って参加してもらえるかもしれません。
さらに言えば、面白そうと思ってくれたら告知を手伝ってくれるかもしれません。
まずは身近な人から声をかけていく事で徐々にネット上で周知していきます。

FacebookやTwitterでは見てくれる人が見てくれるであろうタイミングを考えて投稿したり、投稿する事によってもらう質問に答えるというようなWebのメリットを最大限に活用して告知を行いましょう。

また、以下で紹介するイベント管理サービスでは、申込後にFacebookなどに告知をする機能が付いているものもあります。
参加してくれる方自身が告知を手伝ってくれる事もできるのはWebだからこそではないでしょうか。
また、Facebookページでイベント告知を行ったあとには、投稿を「TOPに固定」に設定しておけば告知を常時表示させることも出来ます。
一番露出効果の高い箇所に期間限定で告知を掲載しておけるので、活用しない手はないかと思います。
TOPに固定

イベント告知の手段は、メールマガジンという方法もあります。
そのためだけにメールマガジンを作成してもいいですが、まずメルマガ会員になってもらう必要があるので、普段メルマガを送っている方は利用する感じくらいの方がいいかとは思います。
定期的にイベントを開催する場合は、今後の告知経路の開発という意味でもイベント告知用のメルマガを作成するという事は考えた方がよいかと思います。
イベント後にメルマガ会員になってもらうことで、次のイベントの告知経路として活用する事ができるようになります。
もちろんメルマガに登録してもらう場合は、勝手に集めたアドレスを使うとかは絶対にせずに、あくまで希望している方のみを集める形で対応してください。
スパムみたいな事をしてしまうと逆効果です。

まとめ

という感じで長々と色々書きました。
今回はWebとSNSを使ってという形での基礎的な部分になりますが、広告を活用したりクロスメディアでの展開を考えたりなど、本来はもっと色々と集客するための方法はあります。
まずはできるところからはじめるということが大切ではないでしょうか。

おまけ。セミナー開催時に使えるツールやサービスの紹介

長々と書いたので、ついでにもう少しだけ。
参加者管理のためのツールやサービスがWeb上にはたくさんあります。
それぞれメリットやデメリットなどはあると思いますが、以下の3つは僕も実際に利用してよかったサービスなので紹介しておきます。
主に僕の主観で書くので、それは違うという事が書いてあったら教えてください。

参加者管理系

Googleフォーム(GoogleDrive)から作成
参加者を管理したい時に一番手軽に使えるのがGoogleフォーム。
Googleaアカウントがあれば使えるのと、項目を自由に決める事ができるというのは手軽。
ただし、決済の管理とかその辺は弱いので、無料のイベントや会場払いのイベントで使ったほうがいいかも。

DoorKeeper
以前僕も使った事があるのですが、イベントを定期的に行う場合などに便利です。
参加者の管理や決済の管理、リマインダーメールを送れたりと高機能です。

peatix
実際に開催側で使ったことはないですが、参加者側で何度か使った感じだと登録後に送られてくるチケットが便利でした。
決済の方法も色々選べるので、有料イベント開催の際でも使える感じです。

ATND
ATNDも参加者側で使ったことがあるサービスです。
こちらは人数管理が便利だなと思っていて、設定人数以上の募集があるとキャンセル待ちで登録されるのがうれしい感じです。
キャンセルはイベントではけっこう多いので、人気イベントの場合は参加したいのに枠が埋まって参加できないということはよくあります。
定員で締切る形ではなくキャンセル待ちから参加出来る選択肢があるのはうれしいかと思います。

ドキュメント系

Misoca
「領収書を持ってくるのを忘れた!」というおちょこちょいな人にはWeb上で領収書を作成できるサービスを。
まあ僕が過去にやらかしただけなんですけど(笑)

記事の著者:ふにすでぐち

ふにすでぐち

1978年生まれ。企業のWeb活用をテーマに、Webサイトの運用を中心とした戦略的な企画立案、Web運用サポート、Webサイトの構築などを行っています。
5年間のWeb制作会社勤務後、2年間のフリーランスで「フニス」として活動後に法人化し、2012年7月「ふにす株式会社」を設立。
Web活用の情報や考え方などを発信するブログ「ふにろぐ」を不定期更新中です。
2015年11月より大阪府高槻市に「ふにすWeb相談所」を開設。
地域の方々に気軽にWebのことを相談できる場所として、より多くのWeb運用の問題解決をするために活動しています。
サイトの運用や活用にお困りの方、Web運用やブログ更新などの講演のご依頼など、お気軽にご相談ください。
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